すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

入院準備

2014-08-23 20:33:36 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんの今回の入院は検査入院なので僅か二日の事であるが、それでも書類だなんだと色々ある。合わせて特定疾患の申請準備もしているが、肝心の医師の書類がまだなので、今回の入院には間に合わないかもしれない。まあ、仕方ないが安くは無いのでちょっと痛い(ってキヨちゃんの年金で払うわけだが)。
 とにかく書類は大事なのだろうが同意書だなんだとやたら多い。しかも同居家族以外の連帯保証人の署名・捺印も必要だ。まあ、友人の子供の入学や退学の時も必要で書いた覚えがあるし、私が就職した時も親戚に書いてもらったので、必要なものなのだろう。
 明日私は仕事で、仕事が終わったら徳島へ走る予定である。今回も更新研修なのだが、朝早く運転する自信がまだないので前日入りだ。そして明後日研修後帰ってきて、翌日キヨちゃんが入院。27日の退院は私は仕事が遅いのでくりりんにお願いしている。
 キヨちゃんは自分が入院した後の事が心配でたまらない。草一本あっても我慢ならない性格なので、留守中私やくりりんでは家が朽ちてしまうのではないか位の勢いで心配している。だから、無理するなと言っても、
 「母ちゃんの性分やから無理。」
と言って動きまわってはしんどいと言う。
 おそらく慣れない注射の副作用もあるのではないかと考えている。かと言って、今自分たちがしている以上の事は今の私たちには出来ない。特に仕事が忙しい今は尚更である。
 キヨちゃんがもし手術できると判断されて、入院するとなれば、当然様子を観ながら草なども刈らなくてはと思っているが、やった事のない事はキヨちゃんの思い描くようにはならないはずだ。
 時間がある時にくりりんに手伝ってほしいと思っていても言いだせない。言えばくりりんはしてくれるのだが、やった事のない事を先回りして・・・は無理である。
 言いだせないくせに、ため込んでから「して欲しかったのに」と訴えるから困るのである。また耳が遠い事もあり、生活圏の違うくりりんの言葉は、キヨちゃんには聞き取りづらいようで、これも行き違いの原因になる。
 「出来るだけ大きな声でゆっくりしゃべってあげて。」
と言うと、
 「ゆっくり話すと喋りにくい。だからつい話せなくなる。」
とくりりんなりの言い分もある。
 「だから、お互いにそこは歩み寄ってくれないと・・・。」
 これから色々忙しくなるのに、こんな調子で大丈夫だろうか。


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コメント (2)
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