みちのくの山野草

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伊藤勇雄「新しき村」に参加

2018-10-12 18:00:00 | 伊藤勇雄関連
〈伊藤勇雄〉(『夢なくして何の人生ぞ 伊藤勇雄の生涯』の見返しより)

 さて、先の年譜にあったように
大正9年(22歳)
 11月頃、麹町の屋敷で武者小路実篤と会い、彼の勧めで九州日向の「新しき村」へ行く。
大正11年(24歳)
 秋、新しき村で突如、天啓の如く「人間宗教」に開眼する。また有島武郎訳「ホヰットマン詩集」に感銘を受け、ホイットマンとは終生離れられないものとなる。この頃から、詩を書きはじめる。
というこだったので、少し「新しき村」のことを知りたくなって、新潮新書『「新しき村」の百年』に目を通してみた。すると、巻末の付録「新しき村銘々伝」の「村内会員」として、
 伊藤勇雄 村内生活二年ののち、岩手県に帰り、県会議員、農地委員、教育委員長を務める。晩年家族と共に南米パラグアイに移住、開拓生活に入る。
             〈『「新しき村」の百年』(前田速夫著、新潮社)199p〉
とあった。
 たしかに、伊藤は「新しき村」で2年ほど暮らしていたということが言えそうだ。なお、「村内会員」として、『種蒔く人』の発行に携わった金子洋文の名もあった。

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   なお、大槌町教育委員会事務局の電話番号は
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