みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

島善鄰顕彰式典(8/27)

2017-08-27 18:00:00 | 賢治渉猟
 本日、花巻市高木において島善鄰(よしちか)の顕彰式典があったので参列した。
《1 島善鄰の顕彰碑の周りに集まった参列者》(平成29年8月27日撮影)

《2 さすが「リンゴ博士」とか「リンゴの神様」と呼ばれるだけあって、顕彰碑の前には立派な林檎が供えられている》(平成29年8月27日撮影)

《3 参列者はリンドウをそれぞれ献花した》(平成29年8月27日撮影)

《4 「リンゴ博士」島 善鄰》(平成29年8月27日撮影)

《5 顕彰碑の裏側に略歴》(平成29年8月27日撮影)


 ここでお気付きのように、何故本日(8/27)に顕彰式典が行われたのかというと、それは島の誕生日だったからだ。今でもこうして島は「リンゴ博士」と讃えられ、その遺徳が偲ばれているのである。

 そこでまたお気付きの方も多かろう。島ももちろん花巻の出身だが、本日8月27日が誕生日の花巻の人といえば宮澤賢治<*1>がいることに。

 そして本日顕彰式典に参列して私はある事をとうとう覚悟した。そしてそれは、佐々木多喜雄氏の論文をこの度手に入れることができたことにもよったのだが、先に「協会でやったことは、それほどのことでもなかったのかもしれない」において、私は最後に、
 賢治が羅須地人協会でやったことはそれほどのことでもなかったのかもしれない、ということをもはや否定しきれない。
と述べたがそうではなくて、まことに残念なことになってしまったのが、
 賢治が羅須地人協会でやったことはそれほどのことでもなかった。
ということを受け容れねばならぬという覚悟をである。

 なお、その理由等については近日中に詳述したい。

<*1:註> 『新校本年譜』によれば明治29年8月27日の項に、
    ……前後の事情から二七日出生が正しいとされている。

 続きへ。
前へ 。 ”みちのくの山野草”のトップに戻る。

 なお、ブログ『みちのくの山野草』にかつて投稿した
   ・「聖女の如き高瀬露」
   ・『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
や、現在投稿中の
   ・『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』
がその際の資料となり得ると思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岩洞湖(ミソハギ、8/26) | トップ | 岩洞湖(残り前編、8/26) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

賢治渉猟」カテゴリの最新記事