みちのくの山野草

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鈴木亮平の賢治に対しての感想

2017-06-22 14:00:00 | 本当の賢治を知りたい
 本日(6/22)付『岩手日報』に、ドラマ「宮沢賢治の食卓」で賢治役を務めた俳優の鈴木亮平が同紙のインタビューを受けて、
 誤解を恐れずに言うと、賢治と実際に接するのは大変だっただろうなと思うところもある。でも、それを含めて人間であり、だからこそ人の心に残る作品を書ける天才だったと思う。
と答えたという記事があった。私はこの発言を知って安堵した。まさに鈴木亮平が斯くの如く評する通りだと私も思っていたからだ。

 以前、斎藤環氏がNHKEテレ〝先人たちの底力 知恵泉「宮沢賢治 ”好き”こそ苦しみと生きる道」〟で、
    賢治は変わった人で、引きこもり的、コミュニケーション下手
とか、
    賢治はニートであり、パラサイトだ。
という発言をしたことを先に取り上げたが、今回の同紙の記事を知って、もうそろそろ賢治のことを「聖人」「君子」扱いをする時代は確実に終わりつつあるのだということを私は改めて確信した。言い換えれば、賢治は彼の作品通りに生きたというわけではなく、作品とその作者は基本的には別個なもので一向に構わないということである。そしてそれは、多くの作家の場合はそうだ。今まではどういう訳か賢治だけが特別扱いされてきたの感があるが、もうそのような時代ではなくなってきたという、当然のことがやっと賢治の場合にもやって来たと言えそうだ。

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 本書は、拙ブログ『宮澤賢治の里より』あるいは『みちのくの山野草』に所収の、
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2 コメント

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Unknown (田下啓子)
2017-06-22 14:51:32
その通りですね。賢治も普通の人間です!!
少しずつ確実に (田下様(鈴木))
2017-06-22 16:18:20
田下 啓子 様
 コメントありがとうございます。
 少しずつですが確実に受容の仕方が変わってきていて、それに伴って本来の在り方に次第に近づいて行き、賢治の新たな魅力が生まれてきつつあると信じております。
                                                                 鈴木 守

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