気の向くままに

山、花、人生を讃える

「コロナは太陽に弱い?」の補足記事

2020年04月27日 | 社会

前回の記事で新型コロナウイルスが太陽の光に弱いというニュースを紹介させてもらいましたが、その後の4月25日のAFP時事ニュースは、「太陽光は新型コロナウイルスを急速に不活性化させるのか? 論文の公開求める声も」と題した記事を発表しているので、補足の意味で紹介させてもらいます。以下はその記事の要点です。

 

≪紫外線の種類≫について

○太陽光には波長が違うさまざまな紫外線が含まれていて、大まかには次の3種類に分けられる。

一つは、紫外線A波(UVA)  日焼けや肌の老化の原因となる、
一つは、紫外線B波(UVB)  紫外線A波よりエネルギーが強く、肌がやけどのように赤くなったり、がんを引き起こしたりすることもある。
一つは、紫外線C波(UVC)  最も危険で、動物細胞やウイルスの遺伝物質を傷つける程度が特に強い。
このうち、地球の大気を透過して地上に到達する紫外線は主にUVAであり、UVCは大気に吸収されて地上には届かない。

 

≪紫外線とウイルスの関係≫について

○紫外線A波(UVA)は、その照射時間によらずSARSに影響を与えなかった(2004年の研究による)。
また、紫外線C波(UVC)は、SARSのウイルスを15分以内に完全に不活性化させた。

 

≪ウィリアム・ブライアン氏研究報告の問題点≫について

○新型コロナウイルスが普通の太陽光にも弱い可能性はあるが、他の研究者たちは、ブライアン氏の報告について、どのように実験が行われたかの研究論文が公表されてないことに疑問を呈している。そして実験内容を共有できるよう公表されることを求めている。

以上は新聞記事の要旨ですが、原文を読みたい方はこちら 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cc053f87f05e74b27f2d3109c32d1ebd734ae5a?page=2

 

山で初めて見る花に出会ったときは嬉しいものだ。
そして、なんという名前の花かと図鑑を調べるのも楽しみの一つである。
下の写真は伊吹山北尾根で初めて見た時の、シソ科、ラショウモンカズラ(羅生門葛)です。名前のいかにも日本的なところがよい。

 

コメント (4)
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