既にご存知の方も多いと思いますが、念のため、そして自分のメモとして書かせてもらいます。
AFPニュース(4月24日)によれば、
ウィリアム・ブライアン氏 (米国土安全保障省長官の科学技術顧問) が「太陽光には、物質の表面と空気中の両方に存在するウイルスを不活性化する作用があるとみられる。また温度と湿度にも同様の作用が見られる」と話し、次のような実験結果を示したとのこと。
①ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。
(無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる)
②湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。
③新型ウイルスが空気中に漂うエアロゾル(飛沫)状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。
これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した。
その上でブライアン氏は、
○夏のような状況は感染を減らすことができる環境を生み出すだろう。しかし、感染が減少しても新型ウイルスが根絶されたわけではなく、対人距離の確保を求めるガイドラインを全面的に廃止することはできない。
と話したとのこと。これが事実とすれば、朗報のひとつにはなりますね。
≪新型コロナウイルス、太陽光で急速に不活性化≫は、ここです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3280112?pid=22325155
尊敬する『生きがいの創造』シリーズの著者、飯田史彦さんはブログ(飯田史彦研究室)の中で、
世界的なコロナ騒動をきっかけにして、大きなブレイクスルー(生き方や価値観の転換)が起きると予測されています。
そして、思い出したのが、3ヶ月ほど前、時たま行き着いたどなたかのブログに書かれていた、『空にみずうみ』(佐伯一麦著)という小説を読んでの感想でした。とても印象深かったので、メモさせてもらっていたのですが、それがこれです。
○庭の草花、虫たち、公園の木々、動物、猫や犬、そういったささいなものたちが人々とともに暮らしていることがわかります。その「普通」さがとても平凡ゆえに、震災の経験を経ると、それらがとても貴重なものに思われてきます。・・・というものでした。
凡人故、すぐ忘れてしまうのですが、自分があの大震災の経験者の気持ちになることの大切さを改めて感じました。
写真はフウロソウ科 ヒメフウロ(姫風露) 。 以前、伊吹山で撮った(5月12日)もの