令和6年8月26日(月)
少し早いようにも感じられますが、自民党静岡県連政務調査会による、令和7年度県予算編成に向けた要望について、各市町支部からヒアリングする会議が、地元富士市内で開催されました。
このヒアリングは約1週間かけて県内全てを周り、全68支部からその地域の県や国に対する要望内容を聞き、来年2月県議会定例会に諮られる、令和7年度当初予算に反映するための重要な位置付けとなっています。




(会議の様子)
この日の対象地域は、富士市・富士宮市で、要望側となる各市町支部(4支部)の代表、それを受ける静岡県側は、東部地域局、冨士健康福祉センター、富士土木事務所、富士農林事務所、田子の浦港管理事務所。オブザーバーの位置付けとして富士市、また、地元選出衆・参国会議員ならびに、地元選出県議会議員が出席しています。
各支部要望は、予めその内容を提出していただき、この会議においては、受け側の県各担当部署から、要望に関連する内容の取り組み状況や今後の対応予測等について説明を受けます。
要望側は、一通りの県側の説明を受けた後、それぞれの要望項目について質問や意見などを伝える機会を設け、オブザーバーである国会議員や県議会議員がそのフォローをしていく流れとなっています。
私のように地元選出県議は、地元案件だけにその状況はおおよそ把握しており、地元の考えや県の動向などを理解した中で意見を申し上げ、要望内容がより効果的に進められるよう議員活動での取り組んでいく姿勢を申し上げました。
今回の要望内容は、激甚化する豪雨災害等で被害が懸念される地域の河川やがけ崩れ対策などの防災対策。生活道路の整備。港湾を活用したまちづくりや観光振興。スポーツ施設の整備。増加の一途を続ける鳥獣害対策の強化。多頭飼育崩壊への対策と支援などがあります。
私も、4年前に県連の政務調査会長を務め、1週間かけて県内各地を回りました。県内は広く、それぞれの地域の課題が多く存在します。
地域の特性に配慮しながら、県内全体の共通課題を整理し、県との予算折衝に臨むことは、とてもやりがいのある仕事でもありました。
今回は、後輩達がその任を担い、各地域要望に真剣に取り組んでいる姿を頼もしく感じ、大きな期待を寄せています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます