新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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クラマゴケ:鞍馬苔(本場近くで見た)

2009-11-19 08:27:47 | 植物観察1日1題

京都北山花背の里で見たクラマゴケ:鞍馬苔(イワヒバ科イワヒバ属)です。
鞍馬山で初めて発見されたとかでこの名がありますが、実際には本州、四国、九州に分布し、山林下にはえる苔状の常緑多年草です。
茎は地上を長くはい、分枝して広がります。葉は鱗片状で左右の側面と背面にそれぞれ2列につき、長さは側葉が3mm、背面葉が1mm、春、長さ5~15mmの胞子穂を小枝の先につけます。
鞍馬にさほど遠くない花背で見たクラマゴケは鮮やかな緑色でした。