サツマノギク:薩摩野菊(大形の野菊) 2009-11-17 13:48:58 | 植物観察1日1題 京都のあるお庭で見かけたサツマノギク:薩摩野菊(キク科キク属)です。 九州南部の海岸付近に生える多年草で、南限は屋久島です。分布域が狭いですが、個体数は多いといいます。 茎は銀白色の毛におおわれ、高さ20~50cm、葉は長さ4~6cmの広卵形で、葉の裏面も銀白色の毛でびっしりおおわれ、表面も白く縁どられます。 花期は11~12月、頭花は直径4~5cmと大きく、頭花のふちに並ぶ舌状花は白色で、最盛期を過ぎると赤みを帯びてきます。