新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ウラジロノキ:裏白の木(実は赤い)

2009-11-05 06:45:03 | 植物観察1日1題
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六甲のハイキング道にウラジロノキ:裏白の木(バラ科ナナカマド属)が真っ赤な実をつけていました。
山地に生える落葉高木で高さは10~20m、5~6月枝先や葉腋から複散形花序をだし直径1~1.5cmの白い花を多数つけます。
葉の裏が白い綿毛におおわれるのでこの名があり、広楕円形で縁に欠刻状の大きい鋸歯がある葉が特徴的で見てわかりやすい木といえます。
10~11月に赤く熟す果実は、長さ5~8mm、卵状楕円形のナシ状果で、ナシに見る細点があります。
バラ科の特徴をもつこの果実、食べてみるとわずかにリンゴのような味と食感です。
調べて見るとウラジノキの果実は、すでに06年12月4日と07年11月27日の2回取り上げていましたがいずれも下に落ちていたものでした。今回はちゃんと木に生っていてみずみずしいのであえて再登場させました。