新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

キジョラン:鬼女蘭(鬼女というが)

2009-08-09 07:38:13 | 植物観察1日1題

キジョラン:鬼女蘭(ガガイモ科キジョラン属)が、淡黄色の花をつけています。
林内の木陰に生える常緑のつる性多年草で、この恐ろしげな名前は、楕円形の袋果が熟すと縦に割れて、中から白色の冠毛がついた種子が出るのを、髪を振り乱した鬼女に見立てたものです。
つるはかたくて丈夫、葉は対生し、長さも幅も6~12cmの卵円形で、先端は短く突き出ます。
8~9月、葉腋に淡黄色の小さな鐘形の花を散形状につけます。
この小さな花を見ている限りでは、鬼女を想像するのはすこし無理がありそうです。