新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ソクズ:(ニワトコに似る草)

2008-07-24 07:38:45 | 植物観察1日1題

農家の前の道端で、ソクズ(スイカズラ科ニワトコ属)が白い花をつけています。
山野の生える多年草で高さは1.5mくらいになり、地下茎を引いて繁殖し群生します。
葉は大形の奇数羽状複葉で、木本のニワトコに似ているということからクサニワトコの別名があります。
花は夏、茎の先に白い小さい花をびっしりつけ、花序の上部は平らになります。花には蜜がなく、ところどころにある黄色の杯状の腺体に蜜をためて昆虫を呼びます。
葉や根を乾燥したのが漢方の藋(そくだく)といいリュウマチや腫れ物に薬効があるとされ、ソクズの名もここからきているといいます。