新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ヒメヤブラン:姫藪蘭(姫にふさわしい小花)

2008-07-29 06:18:13 | 植物観察1日1題

寺院の一角の草地にヒメヤブラン:姫藪蘭(ユリ科ヤブラン属)が、見落としそうなくらい小さな花をつけていました。
日本各地に分布し、日当たりのよい芝地などに生える常緑の多年草で、葉は高さ10~20cm、柔らかく根元から出ます。根茎は短く横から長い送出枝を出してふえます。
花は夏、直径1cmほどの淡紫色まれに白色で、花序は決して曲がらず上向きにまばらに咲きます。
小形でやさしい姿からこの名がついたヒメヤブランは、ヤブラン(06年9月18日記事)とは、草の大きさ、花の様子などから、容易に区別できます。