新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ハナノキ:花ノ木(散った花で知る) 

2008-04-04 07:10:50 | 植物観察1日1題

春を告げるハナノキ:花ノ木(カエデ科カエデ属)の赤い花が咲いています。
愛知県の県木ですが、長野、愛知、岐阜などに隔離分布することで知られています。本来山地の川岸など湿ったところに生えますが、他の土でも比較的よく育ち、細菌は公園などに植栽されてみる機会も多くなっています。雌雄別株で、植栽されているのは雄株が多いようです。ただ残念なことに花をつけているのは高木が多く、赤い小さな花を間近かに見ることはなかなかありません。
木の下に落ちている花殻を拡大して見てみました。花は雄花で紅色、花柄は短く、雄しべは5~6個あり、花糸は白っぽく、葯は黒紫を呈しています。
高いところに咲く花の形は見えませんでしたが、手に取ってみても説明ができないような形でした。