新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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オオバヤシャブシ:大葉夜叉五倍子(赤坂山早春⑨)異なる順序)

2008-04-29 07:07:55 | 植物観察1日1題

オオバヤシャブシ:大葉夜叉五倍子(カバノキ科ハンノキ属)は、海岸近くの山地に多く、痩せ地でもよく育ち、崩壊地などに進出します。
ヤシャブシより葉や果実が大きいところからこの名がありますが、ヤシャブシや昨日の記事のヒメヤシャブシなど仲間のほとんどが、枝先に雄花序をつけますが、オオバヤシャブシだけは、先端から、葉、雌花序、雄花序の順序につくのが特徴です。
赤坂山で見たオオバヤシャブシは、春先の重い雪で枝が半ば折れて垂れ下がっており、この特徴を近くで見ることができました。