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道端や河原などによく見かけるようになっているのがヤナギハナガサ:柳花笠(クマツヅラ科クマツヅラ属)です。
南アメリカ原産で観賞用に栽培されるほか、北米、豪州などに帰化している多年性草本です。わが国でも戦後に帰化が知られ、今では全国的に野外でも見られるようになっています。
7~9月、枝先に紅紫色の小さい花を穂状につけます。花は高杯形で筒部が長く、萼の長さの3倍以上もあります。近縁のアレチハナガサは、本種に比べ花筒部が短く、萼が深く切れこんでいることで区別されます。
サンジャクバーベナとも呼ばれ、庭に植えられていてもおかしくない花の姿です。