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木曽川の奇勝寝覚めの床へ下る道にハンショウヅル:半鐘蔓(キンポウゲ科センニンソウ属)が咲いていました。あるところにはあるもので200mほどの坂道のあちこちで見かけました。はじめて見たのですがその特徴ある形からすぐハンショウヅルとわかりました。
山野の林縁に生えるつる性の低木で、葉は3出複葉で対生します。5~6月、葉の付け根から長い花柄をのばし、長さ4cmほどの鐘形の花をつけます。この名はもちろんこの下向きに咲く鐘形の花を半鐘に見立てたものです。花には花弁がなく、白い毛に縁取られた紫褐色の萼片が花弁のように見えています。