ニガイチゴ:苦苺(実だけなら苦くない) 2007-06-24 08:02:13 | 植物観察1日1題 今の時期道端でよく見かける赤い実をつけている木苺はニガイチゴ:苦苺(バラ科キイチゴ属)です。 果肉は甘いが、つぶつぶの種子にある核が苦いのでこの名があります。 山野の崩れたようなところに生える落葉低木で、よく枝分かれして高さ70~90cmになります。 茎は無毛で白い蝋質の粉がつき多数の棘があります。 4~月、直径2~2.5cmの白い5弁の花を上向けにつけ、6~7月直径約1cmの赤い果実を熟します。 名前で敬遠せず、沢山生っている赤い実、核まで噛まずにそっと味わえば結構食べられはずです。