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白樺湖畔の街路樹のナナカマド:七竈(バラ科ナナカマド属)が白い花をつけています。
ナナカマドといえば北国人ならずとも秋の紅葉と赤い果実が有名ですが、花のほうはあまり知られていません。
5~7月、枝先に複散房花序を出し、直系6~10mmの白い花を多数つけます。雄蕊は20個、花柱は3~4個あり、基部に軟毛が密生します。小さく三角形の萼片は杯形で、はじめ褐色の軟毛があります。
材が燃えにくく7度竈に入れても燃え残ることからこの名があるというのが定説ですが、実際には乾いた材はよく燃えるそうです。これで良質の炭をつくるには7度炭窯に入れなければならないからとの異説もありますがこちらも定かではありません。