新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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イタチササゲ:鼬豇豆(衣変えする鼬)

2006-09-20 06:25:38 | 植物観察1日1題
昨日のキツネササゲ(ノササゲ)の次はイタチササゲ:鼬豇豆(マメ科レンリソウ属)です。
長い豆果をササゲに、はじめクリームいろからやがて黄褐色に変わる花をイタチの毛の色にたとえてつけられた名です。
山野の日当たりのよいところに生える多年草で、小葉は長さ4~8cm、幅1.5~4.5cmの楕円形~卵形で、裏面は粉白色、巻きひげは分枝します。
花は総状に多数つき、長さ約1.5cmで、色が変化してゆくのが特徴です。
豆果は長さ8~10cmの線形で、約10個の種子が入っています。
ササゲの名があっても食べられません。もっともキツネとかイタチの名がついていては、いわれなくても食べる気がしないはずですが。