簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

茶屋の町並み(JR全線乗り潰しの旅)

2014-01-15 | Weblog
 通りには茶屋町創設当初に建てられた茶屋建築で、国の重要文化財に
指定されている「志摩」や、そのほかにも市指定文化財の「懐華楼」「越濱」
などがある。



 昔の姿を留める茶屋建築は、その内部が公開されているところも有るが、
中には通りに面した姿を変えることもなく、内部をモダンなカフェ・食事処や
ギャラリーなど改修しているところも有り、そんな一軒一軒を訪ねて歩くのも
楽しいものだ。





 そんな中、茶屋街の外れに「ふ」と大きく書かれた暖簾を掲げる店を見つ
け、「生麩まんじゅう」でも食べてみたいと立ち寄ってみる。
江戸は慶応の頃の創業と言う加賀麩の老舗の出店らしい。

 「ふ」がこんなにも色々と種類のあるものだとは思ってもいなかった。
そんな何種類かを鍋で味わうセットが有ると言うので、早速購入してみる。



 東の茶屋街を抜けると緩い傾斜地となり、そこに寺院群が広がっている。
江戸時代初期、城下町形成の折り、高低差のある山麓に意図的に集めた
名残だ。寺院の土塀の続く道は、そのまま背後の卯辰山へと続いている。
 物語の中で芸者・染乃と機一郎が、日本海に吹き抜ける風を受けながら
黒瓦の低い屋並みを見下ろしたところだ。



 東茶屋街近くには、伝統の金箔を伝える市立の金箔工芸館もある。
しかし残念ながら立ち寄るほど時間に余裕もなく、再び橋場町に戻りバス
に乗り、日本三名園の一つ兼六園に向かう。(続)






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