『鈴鹿セブンマウンテン登山大会』キャンペーンの中心地はやはり、御在所岳と
その麓に位置する湯の山温泉であった。


ここには昭和34年に営業を開始したロープウェイも有り、温泉が楽しめてさらに
麓から気軽に千メートル級の山に登る事が出来るとあって、多くの観光客が押し
掛けていた。
また当時御在所岳を歩いて登る登山者向けには色々なルートが設けられ、登山
道も整備されていた。


麓から登るルートは主に三本である。
一番ポピュラーなのが表道で、三岳寺脇から大石橋を経て山頂に至るコースだ。
ここからは途中鎌ケ岳を経て、武平峠を越えるルートが有ったように記憶している。

温泉街の外れの名勝・蒼滝を抜け、途中ロッククライミングのメッカ・藤内壁を見
てゆっくりと登る裏道は、距離は長いが木陰も多く勾配もゆるくて歩きやすく、一番
好きなルートであった。
ロープウェイの直下には中道があり、開放的で眺望の開けた登山道は、距離は
短いが、荒地や岩場の続く勾配の厳しい登り道ではあったが結構人気が有った。

当時は仕事を終え夕方近鉄で移動、この地で一泊、早朝出発であったが、温泉
街の宿に泊まるほどの経済力も無い身には、登山道の途中に有った「近鉄山の家」
が格好の場所で、ここには何度となく宿泊したものだ。(続)
みちのくに息づく伝統こけしを訪ねる旅
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その麓に位置する湯の山温泉であった。


ここには昭和34年に営業を開始したロープウェイも有り、温泉が楽しめてさらに
麓から気軽に千メートル級の山に登る事が出来るとあって、多くの観光客が押し
掛けていた。
また当時御在所岳を歩いて登る登山者向けには色々なルートが設けられ、登山
道も整備されていた。


麓から登るルートは主に三本である。
一番ポピュラーなのが表道で、三岳寺脇から大石橋を経て山頂に至るコースだ。
ここからは途中鎌ケ岳を経て、武平峠を越えるルートが有ったように記憶している。

温泉街の外れの名勝・蒼滝を抜け、途中ロッククライミングのメッカ・藤内壁を見
てゆっくりと登る裏道は、距離は長いが木陰も多く勾配もゆるくて歩きやすく、一番
好きなルートであった。
ロープウェイの直下には中道があり、開放的で眺望の開けた登山道は、距離は
短いが、荒地や岩場の続く勾配の厳しい登り道ではあったが結構人気が有った。

当時は仕事を終え夕方近鉄で移動、この地で一泊、早朝出発であったが、温泉
街の宿に泊まるほどの経済力も無い身には、登山道の途中に有った「近鉄山の家」
が格好の場所で、ここには何度となく宿泊したものだ。(続)
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