簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

湯川を遡り湯滝へ(JR乗り潰しの旅)

2011-06-17 | Weblog
 戦場ヶ原を流れる湯川、そこに広がる湿原。
この湿原は当然この川の水の恩恵かと思っていたが、どうもそうでは無いらしい。
湯川は、この先の湯本温泉から湯滝と成って流れ落ちる、と同時に戦場ヶ原から湧き出
る水をも集めて中禅寺湖に流れ落ちていると言う。
何だか不思議な感じがする。

 川沿いに咲く”ホザキシモツケ”の群落では多くのカメラマンが撮影に余念がない。
木陰に陣取ってキャンバスに向かう人の姿もある。
木道から湿原を良く見ると、紫色や黄色、白色など小さな花を付けた草々が数多く見ら
れる。



 赤沼から1時間ほどで泉門池に到着する。
ここは夏でもマガモ住みつき繁殖している池だが、残念ながらこの日はマガモの姿を見
ることは出来なかった。



 その先からは、湯川の河原上に設けられた木道を歩く。
この道は木陰でもあり、低くて水に近いだけに格段に涼しくて気持ちが良い。
ここから湯滝までは、あと数百メートルほどだ。



 やがて滝音が聞こえだすと、木々の先に豪快な湯滝が見え始める。
高さ約70メートル、最大幅25メートルの滝は、溶岩流の岸壁を、轟音を轟かせ、豪快に
流れ落ちている。
こんな迫力ある滝を、観瀑台からは間近に見ることが出来る。



 滝の横の急な階段を、息を切らせながら10分ほど登ると、湯滝の駐車場に出る。
その先に湯ノ湖が見える。
湯ノ湖畔には、湯元温泉を経て湖を一回りする遊歩道が有る。
ここで戦場ヶ原をめぐる遊歩道とは別れ、湖畔を巡る遊歩道で湯元温泉に向かう。(続)


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