簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

道の駅・笠岡ベイファーム(JR乗り潰し・山陽本線)

2016-05-13 | Weblog
 笠岡湾干拓地は、24年もの歳月をかけて開発された広大な陸地である。
巨額な資金を投じ干拓した国営事業で生まれた地は、主に農業用地として利用さ
れている。そんな広大な笠岡干拓地に、道の駅・「笠岡ベイファーム」はある。





 こんな地をアピールしようと、道の駅オープンと同時に始まったのが広大なお花
畑である。農地を利用して植えられるのは、3月下旬から4月にかけては一面の黄
色い絨毯になる「菜の花」、それが終われば「ポピー」が満開を迎える。
さらに太陽がさんさんと降り注ぐ真夏の頃にはダイナミックな「ひまわり」が花を広げ
、終われば「コスモス」が可憐な姿を見せてくれる。





 こういった季節の花々が人気を集め年間80万人以上を集客する人気のスポッ
トとなっているが、この地は笠岡の駅からは離れ行くにはマイカーかタクシーしか
アクセスできなかった。
しかしそんな地を鉄道を利用した集客に役立てようと、このたび駅と笠岡干拓地・
「道の駅・笠岡ベイファーム」を結ぶ路線バスの運行が始まった。



 土日と祝日だけで、往復合わせて一日17便の運行ではあるが、道の駅までは片
道20分ほどだ。大人の一日乗車券は500円と言い、途中乗降は自由だ。



 この路線は途中にはこの地出身地として知られる文化勲章を受章した日本画家
「小野竹喬美術館」や「カブトガニ博物館」「恐竜公園」などを経由する。
入館の割引や道の駅などでの特典もあるらしく、笠岡ラーメンを頂きながら、笠岡
の町を巡る観光がこれで一段と便利になった。(山陽本線・完)

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