簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

カブトガニ博物館(JR乗り潰し・山陽本線)

2016-05-11 | Weblog
 ここ笠岡沖、瀬戸内海の神島水道を望む一帯は、「カブトガニの繁殖地」として
知られたところだ。
カブトガニと言うのは、2億年ほど前から、その姿をほとんど変えていない「生きた
化石」と言われる鉄兜のような体をしたカニのことである。



 主に湾の内側や干潟を好んで生息しているが、その地は今や瀬戸内沿岸と九州
北部に限られ、それらは国の天然記念物に指定されていると同時に、今では絶滅
危惧種1類として保護されている。
 カブトガニの血液から得られる抽出成分が医学的に利用され、田畑の肥料や食
料などとして乱獲されたため激減したらしい。



 その保護や研究の拠点になっているのが、世界でもここだけと言われている「笠
岡市立カブトガニ博物館」で、瀬戸内海に面した神島大橋の袂に、カブトガニをイ
メージした姿で建っている。
ここは笠岡湾の干拓により生息地が減少し絶滅の恐れを回避する目的で造られた
そうだ。館内の大水槽では生きた化石と言われるカブトガニを間近に観察すること
が出来る。





 又博物館には無料で利用の出来る「恐竜公園」が併設されている。園内には、学
術的な監修を受けた巨大な実物大の復元模型が8体も展示されている。

 海に見立てた池には「エラスモサウルス」が泳ぎ、荒涼とした砂漠ゾーンにはティ
ラノサウルスやプロトケラブスが現れる。
岩の上からはブテラノドンが窺っている。森の中にはディプロドクスなどが・・・。





 展示されている恐竜の体色は推測によるそうだが、躍動感あふれるポーズと共に
迫力ある姿を見せてくれている。
ここにはアスレチック広場なども有り、子供たちの人気のスポットとなっている。(続)

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