簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

Canal Resort (東海道歩き旅・尾張の国)

2022-07-06 | Weblog


 「都会に出現した 心も体も悦ぶ 究極の楽園」
今日の予定は宮宿まで歩き、その後は市バスで名古屋駅前まで移動する。
そこから無料シャトルバスに乗り、中川区玉川町にある「Canal Resort
(キャナル・リゾート)」に向かう。
温泉に入り、着替えをして、食事を済ませ、それからお城近辺を少しぶ
らついてから宿に入る予定である。



 ナトリウム塩化物泉、泉温48.8℃の天然温泉が楽しめる施設で、効能
は筋肉痛にはもってこいだという。
館内には食事ゾーンも有り、和食を始め軽食やアジアンメニューの店等
が揃っている。
何よりも入泉料が700円(平日、休日は800円)と安いのが良い。
ここまで歩いて来たご褒美で、頭の中はもうこの事で一杯だ。



 笠寺観音の境内には、宮本武蔵の供養碑や、芭蕉の句碑なども有る。
東海道沿いには、玉照姫の像が安置されたゆかりの泉増院や、トイレの
守護仏として信仰の篤い西方院など見どころも多い。



 笠寺公園は寺背後の丘の上の公園で、弥生時代の遺跡もあるらしい。
また嘗て一世を風靡した、あの有名な長寿姉妹「きんさん・ぎんさん」
所縁の桜も植えられているという。
岐阜県の樹齢1500年と言われる淡墨桜(うすずみさくら)等の苗木を、
長寿にあやかり全国各地に植樹した内の一つらしい。



 じっくりと時間を掛けて彼方此方を見て回りたいところだが、足の痛
さには到底勝てそうにもない。
しかも頭の中はもうもうと湯気の上がる大浴場の光景で占められている。
食事の後のビールも美味かろう。これでは先を急ぐより仕方が無い。

 寺を後に門前町の風情の残る町並を見ながら、そんな事を考えていたら、
心なし足取りも軽くなった。(続)





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コメント
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