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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

笠岡の海(JR乗り潰し・山陽本線)

2016-05-09 | Weblog
 山陽本線は里庄を過ぎるとやがて左手に、瀬戸内海が入り込む水道と、大小の
幾つかの港が見え始め、その先で岡山県内最後の駅、最西端の笠岡に停車する。



 岡山県内を東西に走り抜ける山陽本線は瀬戸内のイメージから、その車窓から
は瀬戸内海の多島美が楽しめるのでは・・・などと期待を抱いてしまいがちである
が、県内では僅かにこの笠岡周辺で見えるのみである。
それだけにその風景にはなぜかホットした安らぎ覚えたりもする。





 ここ笠岡は水陸交通の結節点ともいえるところだ。
駅を出るとすぐ右手に、立ち並ぶ商店の間に、港に向かう地下道の入り口が有る。
そこを潜り200mも歩けばもうそこは瀬戸内海で、ここには離島に向かう連絡船やフ
ェリーなどの定期船やいつでもチャーター出来る海上タクシーなどの乗り場が有る。



 笠岡湾はかつての壮大な干拓の歴史を秘めたところで、その瀬戸内海沖合に広
がるのが笠岡諸島だ。
高島、白石島、北木島や真鍋島など、大小31の島からなっていて、多くは無人島で
あるが有人の島も7島ある。





 産業は主に漁業が中心であるが、それぞれの島には特色のある観光地や観光
資源も有り、それらの見物や、釣り、マリンレジャーなどでも賑わう所だ。
 この諸島の最大の特徴は、各々の島は全く橋でのつながりが無く、船でしか渡れ
ないと言うことである。
この純粋な離島感が近年ではかえって人気を呼び、そんな島旅・船旅を楽しむ観
光客も最近では多いと言う。(続)

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