簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

東津山(JR乗り潰し・因美線)

2016-05-18 | Weblog
 因美線の列車はすべてが津山を始発着駅としているため、同線の起点駅である
東津山を始発・終着とする列車はなく、ここまでは姫新線を行くことになる。
多くの列車は途中の智頭行で、ここでは山陽本線・上郡からの短絡路線である智
頭急行線との接続が有る。鳥取方面へはここで乗り換えだ。



 津山駅を出ると列車は、左手奥に見える奈義の山並みを目指して進む。
冬の頃なら雪化粧した県北の山並みを、遠くに臨むことが出来る。



 車窓左手には津山城址公園(鶴山公園)の壮大な石垣や、町並みの中にはその
外堀の役目を担っていた吉井川の悠然とした流れが有るはずだが、思うように望む
ことは出来ない。
特に桜の花が咲き誇る4月頃の鶴山公園の遠景は見事だが、すぐに町並みに隠さ
れてしまう車窓からは殆ど見ることが出来なくて残念だ。



 そのお城と川に挟まれたあたりが、津山の観光名所の一つである「城東地区」と
言われるところだ。
東西に貫く旧出雲街道の津山城下への東の入り口にあたり、お城を見上げるその
道沿いには、見事な町並みが保存されている。



 吉井川を橋梁で越えると、左から国道53号線が近づいてきて、やがて列車は東
津山に到着する。二面三線のホームを持つ、広くガランとした殺風景な駅である。





 駅前には結構な数の自転車が停められているが、多くは利便性のいい津山駅を
利用しているらしく、賑やかな町並みのわりにはこの駅の利用者は少なく無人駅で
ある。駅の裏には大きな製紙会社の工場が立地している。(続)

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