門前を過ぎるとすぐに前方の山裾に、墓地とともに伽藍が見えてくる。
山門を潜ると右手に広い駐車場があり、そこを抜けて左折、小さな極楽橋を渡ると
少し上り坂になり、その先に広く開放感のある境内が開けていた。

兵庫の男性遍路は先着し休憩中で、既にお参りを済ませていた。
聞けば「石鎚神社の本殿まで行ってきた」とのことで、古希で歩きを始めたと言うその
健脚には恐れ入る。
周りを緑の木立に囲まれて、正面に大師堂、その左一段と下がったところに客殿が
建っている。境内右手の先の浄土橋を渡ると小さな滝があり、その脇に黒光りする不動
明王が祀られている。
誰が始めたものなのか、そこには一円玉が無数に貼り付けられていた。


20段余りの石段を上がると、右手に不動堂、薬師堂が建ち、その横に更に長い石段
が伸びその先には石鉄大権現堂が控えている。

緑濃い鬱蒼とした木々を背景に、境内の一番奥まったところに本殿が有り、周りに
立派な回廊を堂々と巡らしている。こんな建物を離れてみると大きな鳥が翼を広げ、
訪れる人々を懐に呼び込んでいるようにも見える。
ここは石鎚修験道ゆかりの寺、当時の古文書も残されているという。
神社のような入母屋造りの本殿が印象的なお寺だ。(続)

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「遍路歩き旅・愛媛編52番~63番」アップしました。
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山門を潜ると右手に広い駐車場があり、そこを抜けて左折、小さな極楽橋を渡ると
少し上り坂になり、その先に広く開放感のある境内が開けていた。

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聞けば「石鎚神社の本殿まで行ってきた」とのことで、古希で歩きを始めたと言うその
健脚には恐れ入る。
周りを緑の木立に囲まれて、正面に大師堂、その左一段と下がったところに客殿が
建っている。境内右手の先の浄土橋を渡ると小さな滝があり、その脇に黒光りする不動
明王が祀られている。
誰が始めたものなのか、そこには一円玉が無数に貼り付けられていた。


20段余りの石段を上がると、右手に不動堂、薬師堂が建ち、その横に更に長い石段
が伸びその先には石鉄大権現堂が控えている。

緑濃い鬱蒼とした木々を背景に、境内の一番奥まったところに本殿が有り、周りに
立派な回廊を堂々と巡らしている。こんな建物を離れてみると大きな鳥が翼を広げ、
訪れる人々を懐に呼び込んでいるようにも見える。
ここは石鎚修験道ゆかりの寺、当時の古文書も残されているという。
神社のような入母屋造りの本殿が印象的なお寺だ。(続)

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