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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

賑わう寺・・・そのわけは? (四国遍路)

2012-12-14 | Weblog
 遍路をはじめ、これまでに60ケ寺余りを打ち終えてきた。
そんな中で何時も不思議に思う事は、境内が大勢の人で賑わっているお寺と、そうで
はないお寺があり、それを見るに付け、その差が余りにも大きいことだ。



 例えば、阿波の薬王寺、土佐の最御岬寺や竹林寺、伊予の石手寺などの境内は、
多くの人で随分と賑わっていた。それに比べると、まるでひっそりと静まり返り、境内に
人っ子一人いないお寺も少なからず見受けてきた。

 お寺がその地の観光名所になっているところなどは、遍路以外に訪れる客も多い
ので、当然の事ながら賑わうであろうことは想像に難くない。





 山門を潜り手水を使い、本堂・大師堂にローソク・線香をあげ読経をし、集印をする。
寺の規模により多少境内の移動に僅かな違いは有ろうが、一通りの作法に大した時間
の差が有るとは思えない。



 遍路なら皆一様に順路を決めて巡拝しているのだから、どこのお寺にも同じようにと
言わないまでも、少なからず姿が有って良さそうなものを、訪ねた折境内に誰もいない
と言う事は何とも摩訶不思議と言わざるを得ない。



 思うに団体の巡拝などは、お寺によって滞在時間の長短が有るのか、また個人遍路
なら、賑わいのあるお寺ではゆっくりとくつろいで、時には弁当など広げるが、人気の
ない寺では早々に切り上げて、次を急ぐのか・・・。
何れにしても賑わうお寺と、そうではないお寺の差・・それは一体なん何だろうか?(続)


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