今日の最高気温の予想は34度、朝から暑い日差しが照りつける。
初日から今日まで、最高気温が1度ずつ上がってきており、毎日夏のような
暑い日が続いている。
宿に荷物を置いたまま36番・青龍寺に向かう。
道端の赤い前垂れをしたお地蔵さんが導いてくれるので、ここは迷うことは無い。
やがて山裾に本坊と赤い多宝塔が見えてくる。

階段の下に納経所が有るが、本堂はその遥か石段の先に有る。
山門に続く石段を登ると左に細い滝が落ちている。
信者が修行をする滝らしい。
更に百数十段の石段を登った先に本堂が有る。
朱塗りの三重塔が印象深い。

宿に戻り荷物を持って歩き始める。
目指すは56キロ先の37番・岩本寺。
当然一日で歩ける訳も無いので途中で泊まることに成る。
従って今日は立ち寄る札所はどこもなく、これから先、ただひたすら歩き続ける
のみである。
ここからは、内ノ浦湾を挟んで二つのルートが有る。
一つは、36番を打ってそのまま横浪スカイラインを行く山岳ルート。
もう一つは、一旦宇佐大橋まで戻り、海岸に沿って進む海沿いルート。
前者は、距離は短いが自動車道なので意外にアップダウンが激しい。
後者は、ほぼ平坦な道だが2キロほど距離が長い。

「36番からは打ち戻りの方が良い」
「スカイラインはお店が無いから、食事や水分補給に苦労する」
雪蹊寺門前の宿の女将がこんなアドバイスをくれていた。
36番を終えて、再び今来た道を宇佐大橋まで戻るので、それを遍路用語では打ち
戻りと言う。
女将は、この打ち戻りの道を進めていた。(続)
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初日から今日まで、最高気温が1度ずつ上がってきており、毎日夏のような
暑い日が続いている。
宿に荷物を置いたまま36番・青龍寺に向かう。
道端の赤い前垂れをしたお地蔵さんが導いてくれるので、ここは迷うことは無い。
やがて山裾に本坊と赤い多宝塔が見えてくる。

階段の下に納経所が有るが、本堂はその遥か石段の先に有る。
山門に続く石段を登ると左に細い滝が落ちている。
信者が修行をする滝らしい。
更に百数十段の石段を登った先に本堂が有る。
朱塗りの三重塔が印象深い。

宿に戻り荷物を持って歩き始める。
目指すは56キロ先の37番・岩本寺。
当然一日で歩ける訳も無いので途中で泊まることに成る。
従って今日は立ち寄る札所はどこもなく、これから先、ただひたすら歩き続ける
のみである。
ここからは、内ノ浦湾を挟んで二つのルートが有る。
一つは、36番を打ってそのまま横浪スカイラインを行く山岳ルート。
もう一つは、一旦宇佐大橋まで戻り、海岸に沿って進む海沿いルート。
前者は、距離は短いが自動車道なので意外にアップダウンが激しい。
後者は、ほぼ平坦な道だが2キロほど距離が長い。

「36番からは打ち戻りの方が良い」
「スカイラインはお店が無いから、食事や水分補給に苦労する」
雪蹊寺門前の宿の女将がこんなアドバイスをくれていた。
36番を終えて、再び今来た道を宇佐大橋まで戻るので、それを遍路用語では打ち
戻りと言う。
女将は、この打ち戻りの道を進めていた。(続)
