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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 八丁坂登り

2010-11-05 | Weblog
コンビニで弁当を買い求め、暫く国道を歩き、再び堤防道に戻る。
仁淀川に、投網を打つ漁師の小舟を眺めながらの歩きは、暑いけど気持ちが良い。
そろそろ堤防道から下の集落に降りる頃だが・・と注意深く遍路シールを求めて来たが
一向に見付からない。





京間の大イチョウが堤防に聳えている。
その先で、かろうじて堤防下を指示す遍路シールを見つけ、下の集落に降りる。
しかしその先に遍路シールも見付からず、近所の人に訪ねると、この用水沿いを行けば
良いと言う。
しかし、地図の遍路道とはどうも違う。



暫く進んだが、どうも心配で不安が募るものだから、止めておけば良いのに、再び堤防
道に上がり、そこを進む。
遥か先の山の中腹に、お寺を望む事が出来るから、このほうが、安心感が有るからだが、
後から思うとこれも大きな間違いであった。

結局、三度堤防を降り、今度は宅配便のドライバーに道を訪ねる。
親切に営業用の住宅地図で説明してくれる。
どうにか県道39号に出て、高速の沿道を進むと、その先の十字路に久しぶりに見る
遍路シールが有る。

ここからは一本道、迷うことは無い。
うねうねと続く、みかん畑の間を行く自動車道から外れ、最後の急坂を喘ぎながら
登る。
別名八丁坂、標高150mへの最後の登り道だ。



やがて地道が途絶えると、33段の石段の向こうに山門が見えてくる。
そこから更に一段と高く成った石段を、113段登りつめた先に35番札所清滝寺の本堂
が有る。
振り返ると、今散々迷って歩いて来た仁淀川の一帯が一望のもとに見渡せる。(続)





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