コンビニで弁当を買い求め、暫く国道を歩き、再び堤防道に戻る。
仁淀川に、投網を打つ漁師の小舟を眺めながらの歩きは、暑いけど気持ちが良い。
そろそろ堤防道から下の集落に降りる頃だが・・と注意深く遍路シールを求めて来たが
一向に見付からない。


京間の大イチョウが堤防に聳えている。
その先で、かろうじて堤防下を指示す遍路シールを見つけ、下の集落に降りる。
しかしその先に遍路シールも見付からず、近所の人に訪ねると、この用水沿いを行けば
良いと言う。
しかし、地図の遍路道とはどうも違う。

暫く進んだが、どうも心配で不安が募るものだから、止めておけば良いのに、再び堤防
道に上がり、そこを進む。
遥か先の山の中腹に、お寺を望む事が出来るから、このほうが、安心感が有るからだが、
後から思うとこれも大きな間違いであった。
結局、三度堤防を降り、今度は宅配便のドライバーに道を訪ねる。
親切に営業用の住宅地図で説明してくれる。
どうにか県道39号に出て、高速の沿道を進むと、その先の十字路に久しぶりに見る
遍路シールが有る。
ここからは一本道、迷うことは無い。
うねうねと続く、みかん畑の間を行く自動車道から外れ、最後の急坂を喘ぎながら
登る。
別名八丁坂、標高150mへの最後の登り道だ。

やがて地道が途絶えると、33段の石段の向こうに山門が見えてくる。
そこから更に一段と高く成った石段を、113段登りつめた先に35番札所清滝寺の本堂
が有る。
振り返ると、今散々迷って歩いて来た仁淀川の一帯が一望のもとに見渡せる。(続)
にほんブログ村
仁淀川に、投網を打つ漁師の小舟を眺めながらの歩きは、暑いけど気持ちが良い。
そろそろ堤防道から下の集落に降りる頃だが・・と注意深く遍路シールを求めて来たが
一向に見付からない。


京間の大イチョウが堤防に聳えている。
その先で、かろうじて堤防下を指示す遍路シールを見つけ、下の集落に降りる。
しかしその先に遍路シールも見付からず、近所の人に訪ねると、この用水沿いを行けば
良いと言う。
しかし、地図の遍路道とはどうも違う。

暫く進んだが、どうも心配で不安が募るものだから、止めておけば良いのに、再び堤防
道に上がり、そこを進む。
遥か先の山の中腹に、お寺を望む事が出来るから、このほうが、安心感が有るからだが、
後から思うとこれも大きな間違いであった。
結局、三度堤防を降り、今度は宅配便のドライバーに道を訪ねる。
親切に営業用の住宅地図で説明してくれる。
どうにか県道39号に出て、高速の沿道を進むと、その先の十字路に久しぶりに見る
遍路シールが有る。
ここからは一本道、迷うことは無い。
うねうねと続く、みかん畑の間を行く自動車道から外れ、最後の急坂を喘ぎながら
登る。
別名八丁坂、標高150mへの最後の登り道だ。

やがて地道が途絶えると、33段の石段の向こうに山門が見えてくる。
そこから更に一段と高く成った石段を、113段登りつめた先に35番札所清滝寺の本堂
が有る。
振り返ると、今散々迷って歩いて来た仁淀川の一帯が一望のもとに見渡せる。(続)
