簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 四国病

2010-05-03 | Weblog
四国路に菜の花の便りが聞こえだすと、病が疼き始めると言う。
四国を歩いて巡ると、すっかりその魅力に取り付かれてしまい、その後も二度三度と巡礼
に出てしまう事を「四国病」と呼ぶらしい。



そして、こんな症状を抱えた人々が遍路道をたどり、人々の善意に触れ、一期一会の出会
いの中、難行・苦行を乗り越えるとき、大自然の中を自らの足で歩くと言う、いとも単純
で素朴な行為が、なんとも不可思議な心の変化をもたらし,その精神ばかりか肉体さえも
浄化し癒してくれる。
これが“信仰”と言うものらしい・・・・。



なんて・・・・。
そんな大仰なものでは無いが、やはり春になると、今度の歩き遍路はいつ旅立とうかと、
そわそわ落ち着きがなくなってくる。



今年中に土佐路が廻れるだろうか?
一日にどれ位歩くことが出来るだろうか?
などなど。
そんなわけで今年も年明け早々から、友と計画に余念が無い。

体力に任せ、八十八箇所を一気に廻ってしまい、また二巡目、三巡目と「四国病」を癒し
に出るのも良いかも知れないが、体力に格段の自信が有るわけでも無い。
普通に歩くことは出来ると思ってはいるが、健脚と言うほど足に自信も無い。

体力的には1週間程度の行程はこなせるだろう。
しかし毎日40キロ程度を歩くと成ると・・・。
まぁ、無理をして、嫌に成ってしまっては元も子も無い。
だから、こうして少しずつ廻る。
楽しみを先送りするのも悪くは無いし、何よりも身の丈に合っている。(続)

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コメント
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