簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 大荒れの天気

2010-05-14 | Weblog
夜のお勤めを終えた後、乾燥した洗濯物を取り込んでからテレビを見ることも無く(部屋
にテレビが無い)9時前には床に付いた。
しかし勤行で興奮した余韻からか、何時もより時間が早い性か、暫くは寝付かれなかった。

自身ではさほど疲れてはいないと思っていたが、昼間20キロ近く歩いた疲れはやはり残っ
ていたのかいつの間にか深い眠りに落ちていた。



ガサガサ、ゴトゴトと、何かがどこかに当たる音で夜中に目が覚めた。

強い風が吹いている。
その風が窓辺の何かを激しく揺らしているらしく音がする。
雨が激しく降っている。
強い風に吹付られているのか、時折ガラス窓を激しく叩く。
雷鳴が轟いている。
外が一瞬明るく光ったかと思うと、頭上でゴロゴロ、ドカドカと鳴り回り、ビリビリとガラスを
細かく揺する。

天気予報通りの大荒れの天気になってしまった。
相棒も目が覚めたらしく「明日大丈夫かな・・・?」
「朝までに上がっていれば良いが・・・」
暫くは翌日の天候の事が心配になって寝付かれなかったが、やはり疲れが無いわけでは
無いから、いつの間にかまた深い眠りに落ちていた。



朝、目が覚めると雨は上がっていた。
しかし昨夜の風はそのまま残り、木々を揺らし吹荒れている。
相当降ったのか道路にはかなりの水が溜まっている。
垂れ込めた薄い雲のベールなのか、春特有の霞なのか・・朝日は隠れて見えない。(続)

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする