簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 足の裏のマメ

2010-05-19 | Weblog
淺川の手前で左手に取る遍路道の分岐が有るが、今日も距離を考慮して国道を選択する。



歩き始めて1時間半ほどで「遍路小屋第一号 香峰」に出会う。



このころから右足裏に異変を感じ始めていた。
痛みがあるものの歩くことに支障が有るほどではないが、何となくヒリヒリと熱く感じるから、
マメの出来始めの兆候かも知れない。

ここで暫く休憩をする。
綺麗に清められた小屋の中央にテーブルが有り、その上に小さなクーラーボックスが置か
れていた。
訝って蓋を開けてみると、氷で冷たく冷やされたトマトが一杯納められている。
自由にお召し上がり下さいと有る。ありがたく一つ頂いてかぶりつく。
美味しい。
ひんやりと冷たくて感触の良い甘い果汁が喉を落ちていくと、ひと時疲れが吹っ飛んでい
くようだ。



阿波海南の駅前を過ぎ、国道に架かる新海部川橋への僅かな上りにかかる。
ほんの僅かな傾斜しか無い上りなのに、右足の親指の付け根辺りが異常に痛く成って来た。
明らかにマメが出来ている感触だ。



こうなると始末が悪い。
そのマメを庇おうとするから、どうしても重心が踵にかかり、今度はそこにマメが出来る。
右足がこんな状態に陥ると、右足裏全体を庇うから、今度は左足が過負荷になりそして痛
くなる。
最悪、ここにもマメが出来てしまうが今のところそういう状態ではない。



両足の裏が痛くなると歩き方にも変化が出始め、今まで何とも無かった太ももの付け根辺
りや膝に負担がかかり痛みを感じるようになる。
こうなるともう負の連鎖の始まりだ。
そうならないように注意して歩かなければならない。

右足のマメはますます成長を続けている様子。
親指の付け根辺りと踵に出来ているようだ。
何れの水疱もまだ潰れている様子は無いが、足の裏全体にピリピリとした痛みが走り出し
ている。(続)

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コメント
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