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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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食べたまま、書いてます。

バリ島旅行記 パスポート

2009-08-18 | Weblog
俄かに海外旅行の話が現実化してきた。
こうなると、もう落ち着けない。
何せ、同行する家族全員が海外旅行の経験が無いのだ。
何を、どう準備したらいいのか全く見当が付かない。

取敢えずバリの“観光情報誌”を2冊ほど本屋で購入した。
巻末に旅の準備を紹介するコーナーが有り、親切に解説をしてくれている。
それによると先ずパスポートを取得する必要が有る。

 【写真:情報誌】

早速、最寄りの役場に赴いて申請書類を入手する。
パスポートには、有効が5年間のものと10年間のものが有る、ということをこの
書類で始めて知った。

「娘たちは、まだまだ先が有るので10年で良いだろうが、我々は老い先も短い、
これから先、そう何回も海外へ出かけるとは考えられないから5年で良いだろう」
「しかし、僅かな金額の違いなら10年でも良いのでは・・・・」
「だけど、二人で一万円も余計にいるのだぞ。旅行でお金もいる事だし・・・」
「でも、一度行ったら、案外海外に嵌まるのでは?」
パスポート一つでこの騒ぎ。

 【写真:パスポート】

ホームセンターの店先でパスポート用と指定して写真を撮り、擦った揉んだで、
結局5年用の書類を認めて役場に申請に赴く。

窓口嬢が本人確認や書類確認を済ませると、最後に各自が持参した顔写真の
確認を始めた。
引き出しから、おもむろに物差しを取り出して、写真の縦や、横、顔の長さを計っている。
「この写真、駄目ですねぇ~」
「えっ!」
「顔の大きさが2ミリほど足りません」

言われて写真を覗き込むと、女房の写真をもう一度計りながら、
「やっぱり、駄目ですね」と言う。
「そんなはず無いだろう。同じ場所で、同じ日に撮影したのだから・・・」
と粘って見るが、
「2ミリ顔が小さいです。これでは申請が通りません」
「この近くに写真館が有るので、そこでパスポート用と言って撮り直して下さい」と
突き放されてしまった。
2ミリ小さいとどんな支障が出るのか解らないが、決まりだから仕方の無いことなのだろう。

確かに、4枚の写真を見比べて見ると女房の写真の顔は一回り小さく見える。
写真撮影の時、ボックスの中の座る位置が悪かったのだろうと納得させ、言われた通り、
役場近くの写真館に行き写真を撮り直す。
1,200円の出費だ。
結局、たった一枚のパスポート写真に1,900円もかかってしまった。(続)
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