簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

バリ島旅行記 海外より国内

2009-08-11 | Weblog
自慢じゃないが、生れてこの方、海外旅行などしたことが無い。
今までに、国内は随分と方々に出かけ、結構色々と人並み以上に
知っているつもりでいる。
しかし、事、海外旅行と成ると経験は勿論、知識もトンと無い。

だからと言って海外に全く興味が無いかと言うとそうでも無い。
テレビや雑誌で世界的な歴史遺産や自然遺産の地を見れば、「何と素晴らしい」と、
人並みに感動もする。
日本では見られないような光景を見れば、この目で実際に見てみたいと思うことも有る。
日本では口に出来ないような珍しい食べ物も、時には味わって見たいとも思う。

そんな風に思うことが有っても、まだ一度もどこへも行った事が無い。
それは、自分の中では、価値観の優先順位が海外旅行より国内旅行の方がはるかに
上であり、まず国内旅行との想いを実践してきたから。
「国内を知らずして、何で海外を・・」と言う事になるのだが、それは表向きの話。
実を言えば、外国に対して臆病だから・・・これに尽きると自分では思っている。

 【写真:セントレア(本文とは無関係)】

何よりも言葉の壁を痛感する。
外国語などチンプンカンプン、全く理解が出来ない。
風俗習慣も違う異民族の中に入って、言葉も話せないのだからコミュニケーションなど
取れる筈が無い、行く先々で困るだろうと思う。

それに通貨の違い。
レートで換算しないと日本円との比較が出来ない。
計算に疎いから俄かに判断が出来ないし、換算すること自体、これが煩わしい。
だから、外国の紙幣を持って自由に買い物など出来るはずが無いと思う。

風俗・習慣の違いに戸惑うだろう。
当然のことながら国によっては、風俗・習慣が日本とは大きく違う。
これも最低限の知識が無いと、現地でとんでもない間違いを犯してしまうかも知れない。

パスポートも持ってはいない。
恥ずかしい話、パスポートの事もビザの事もそれがどう言う性質のものなのか良く解らない。

更に極めつけは、何よりも飛行機が嫌いなのだ。否、正直言えば飛行機は怖い。
短時間なら兎も角、長い時間あんな重い鉄の塊の中に入って、空高く飛ぶなんてとても
耐えられない。
それに座席も狭い。
左足に血栓症の既往症のあるわが身には、エコノミークラス症候群は恐ろしい。

そんなこんなで、興味は有っても今まであまり行って見たいと切実に思うことが無かったのだ。(続)

 【写真:セントレア(本文とは無関係)】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする