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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

有り余る時間

2009-01-16 | Weblog
多くの戦後世代は、仕事中心の生活を送ってきた。
決して家庭を忘れていた訳ではないけれど、仕事の都合に合わせ一生懸命働いてきた。
早出・残業に休日出勤、出張に転勤や異動・・・・・。
時にはサービス労働までも厭わず、あくせくと働いてきた。

思えば終身雇用が当たり前の時代であったから、ささやかな家族団らんに満足しつつも、時には家庭を犠牲にして会社の“意”に染むように勤めてきた。
転職は嫌だ、定年まで働きたい。無事に定年を迎えたい。
誰もがそう思ってがむしゃらに働いた。
その為には随分と自分を抑えていた。
自我を押し通せば続けられないことを学んでいたから。
だから会社中心の生活だった(と今になって思う)。

永年我慢をし、辛抱を重ねた結果ここまで続けて来られた。
その結果のご褒美が“円満な定年退職”と言う称号と、そして有り余る自由な時間、少しばかりの老後資金。
これを楽しまない手は無いだろう。

ところが・・・・。

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