スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

台湾モミジ

2006-08-18 15:55:26 | 出来事

変わった盆栽の店があることを娘から教えてもらった。

昨日、早速訪れた。店のつくりも古民家風。大正から昭和初期にかけての古道具・生活用品(冷蔵庫・茶棚・扇風機・ミシン・水筒・農道具など)がディスプレィされ、その中に和・洋の草木がミニ盆栽・苔玉がそれらと共に、また苔玉の台として並んでいる。

鉢も仕入れものもあるが自宅で焼いておられ、かなり個性的。店の奥が盆栽の作業所となっているとか。いいところを教えてもらった。今度店の方と親しくなって盆栽の植え付け・陶器作りを教えてもらおうかな?

それらの中で鉢は一般的であるが、珍しい60cm程の「ポリシャス・フルティコーサ」という木を買った。和名「タイワンモミジ」と陶器のカケラに記載されている。2,500円也。

店の方に聞くと、ウコギ科で原産地はインド~ポリネシア。丈夫で作りやすいが高温性なのが欠点。タップリと水を与え皿の水が無くなれば良く、夏でも3日間ぐらいは大丈夫とか。手入れが楽ですよ、との一言で購入決定。

涼しげな葉が気に入った。幹や枝の葉っぱが少ないが、これも夏らしい。春になって新芽が出てくることを期待したい。

タイワンモミジ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋根瓦の葺き替え

2006-08-14 22:07:34 | 出来事

わが家の本屋は築100年近くになる。内部は一部改装し間取りも変えているが、屋根は補修程度で昔のままである。内部の柱は5寸(15cm)角、梁(ハリ)は35cm以上の丸太又は角材であり、まだ現役続行が可能である。内装天井の一部は化粧天井としているが、あえて丸太・角材が見えるように化粧貼りはしていない。

南面の屋根はそれほど傷んでいないが、北面の瓦はかなり傷みがきている。それというのも何年か前、突然訪問した屋根のリフォーム業者が強引に棟に登り、飛び跳ねていた(少しオーバーであるが・・・そのように見えた)ことによるためか、また寒さで瓦が凍ったためヒビ割れている瓦があった。

そこで、瓦の下の垂木(タルキ)や杉皮が腐らないうちに、瓦の葺き替えをすべく業者に見積を依頼した。地震対応のため、屋根を軽くするため瓦の下には土を敷かない工法とするそうだ。

64坪(211㎡)の屋根瓦、垂木の取替え、壁面の塗装、雨樋工事などの工事である。瓦を取り払わなければ下地をどこまで取り替えるか分からないことも多い。従って、費用総額は幾らになるかハッキリしない。

暑い夏場を避け台風の季節を過ぎた10月以降に工事開始の予定である。もう少し、工事内容・仕様・材料を検討したいと思っている。

本屋の屋根を改修することに・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆

2006-08-13 22:14:43 | 出来事

昨日はお盆を迎える準備のため、仏壇掃除のあと、孫娘たちと仏壇にお供えするものを飾りつけた。

スイカ・トマト・キューリ・トウモロコシ・ピーマンなど自宅で採れたもの、ご近所から貰ったものなど。また、お菓子・ミカン・メロンもある。4歳・2歳の子も一生懸命運んでは蓮の葉に盛り付けてくれる。オモチャの積み木遊びの要領であり、結構楽しんでいる。また庭に咲いていたオミナエシ・菊・ひなげしなどの花を供えた。1年で一番華々しくなる仏壇である。

今日は「来迎寺」のお坊さんがお参りしてくれた。あっという間の念仏であるが、お盆であるため仕方ないか・・・。夕方、ご先祖の霊を近くの川まで迎えに行く。連れ帰る時は火のついた線香を携えることになっている。その線香を仏壇に、そして白いご飯、お茶を供え、無事お迎え出来たことになる。これで15日の夕方まで「ご先祖様」は、自宅に居られることになる。

14日の夕方は、家族が「西国三十三箇所のご詠歌」を唱えることになる。約1時間のご詠歌はご先祖との会話になるのかな?

15日の夕刻、家族・兄弟一族(近年は揃わなくなったが・・・)が揃って墓参りをし、ご先祖を墓にお送りすることになる。

何年(何百年?)にも亘って続いている、わが家の「お盆行事」の始まりである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「バンテージ状態」からの開放

2006-08-11 12:47:35 | 出来事

今日、痛めていた手の診察を受けに行ってきた。1週間前の注射が利いたのか、少し痛みも和らぎつつある。

医者いわく、「ばね指」に違いはないが、すぐ手術することはない。注射によって炎症が治まったのだろう、ということで暫く様子を診る事になった。

出来るだけ使わないように「固定」していたのですが・・・と言うと、「普通に使って貰って結構」とのこと。ただ、「指先に負担のかかる力仕事はダメ」とのこと。

心配していた、血液検査の結果「リウマチ」は陰性で、それは全くないとのこと。ホッとした。

余り、指先を使わないで、あせらずに治していきたいと思っている。

気を良くして、早速本屋へ。手は動かせない代わり、せめて頭の体操(知識武装?)と思い、「苔玉・ミニ盆栽」「山野草とミニ盆栽」の本を買った。秋の植え替え時期に向かって、準備中である。

ご心配頂いた皆様、もう大丈夫です。少しずつ、回復しております。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巨石の謎

2006-08-08 15:03:09 | 出来事

自宅近くに「巨石」がある。高さ3m、幅1.8m、奥行き1.5mぐらいである。下が埋もれているため、この数字よりもっと大きいのだろう。

40年ほど前に、その巨石にもたせ掛けるように、神社の境内にあった「火の見やぐら」が、移設されている。

この巨石には、いろいろ伝説があり、割ると血が出ると昔から言われてきた。従って地元では「チゴ石」と呼んでいる。「血ご石」なのか「稚児石」なのかは不明である。

一説によると、近くの「34代舒明天皇御陵」を作った際の御陵石の余りだとか、また御陵の入り口を表すものだとか、いろいろの説がある。御陵関係の石を汚れさせてはいけないことから、人々を寄せ付けないために「血ご石」と呼ばせたのかもしれない。

確かに、すぐ近くの川の橋にも橋げたや橋として巨石が使われており、また民家の石垣にもそれらしき石があった。

幼少の頃、この「血ご石」に登れることが出来れば、一人前の男の子として大人たちに言われ、ガキ達は競って登ったものである。登るのはいいのだが、降りるのがチト怖かったものである。最近では、この石に登る子供の姿は見かけない。子供の肝試しということからいえば、「稚児石」というのも頷ける。

上の面の広さはタタミ1枚位の広さである。大人が大の字になって寝られる。前面はデコボコしているが、裏面は綺麗な平面である。古墳の石棺にしても良いものである。

この石のイワレを探るため、宮内庁や市の教育委員会に確認したが、不明。区の長老から昔からの聞き伝えを伺うしかない。近く、長老に会って聞くつもりである。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする