イヌマキの実
庭の「槇」の実は、小さな「串だんご」。
実は群青に銀の粉を散らしたあと、朝夕の冷え込みで下部の部分が熟れ始め、鳥達の目を惹きつける朱色、紅色、赤色に色づいてきた。
この朱色の部分は次第に黒ずんだあと、萎み、先端部分と共に地面に落ちる。
この赤い実は、カシの実、グミの実、アケビ、山イチゴ、と一緒で、食べられるという。どこかの朝市でフキの葉に乗せて売っているという。
早速、朱色の綺麗なものをかじってみる。
ネットリした餅のような感触。そんなに美味しいものではないが、自然の味がした。