いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

「数え歌」と「確認事項」

2011年06月09日 09時50分49秒 | 兎に角書きたいの!
 平成23年6月2日。時の首相は鳩山由紀夫前首相と次の「確認事項」文書を交わした。
          確認事項
    1 民主党を壊さない
    2 自民党政権に逆戻りさせない
    3 大震災の復興と被災者救済に責任を持つ
 私はこの確認事項の羅列がおかしいのではないかと思った。私の常識では重要な事項順に記載されるという思いがあった。だからこの文書を見て被災者救済は両人にとって民主党を分裂させることなく民主党を維持することが最重要課題なのだと認識した。
 
 ところで日本には「数え歌」なる歌詞の各行の頭に数字を読み込んで、1から順に数え上げて歌う言葉遊びがある。ところが欧米には日本の常識を覆す歌い方がある。6月5日NHKプレミアム午前11時~放映「驚異の歌声マルセイユごちやまぜ」番組で宗教的な歌なのだろうフランスの歌手「マ二ユ・テロン」が歌った。

 ほんの少し見ただけだが「数え歌」を歌っていた。それが日本とは真逆なのである。例えば歌い方は10から始まり9・8・7…1となり神に讚えられ祝福される。で終わる。歌詞が8項目だったり9項目だったりでも歌い方は8であったり9から始まる。

 日本の数え歌は「無限的」であり欧米のそれは「有限的」で歌い方の発想が全く逆であることに驚きこのような数え歌が存在するとは晴天霹靂であつた。

 そう思いながらテレビ朝日を見ていたら12時15分「サンデースクランブル」に出演の松原仁民主党議員が確認事項について「最も重要だから3番目に置いた」発言していた。「数え歌」にしたら3番から歌い始めるのだろうか。しかし、日本は古代から「言霊」によって営まれてきた。私は松原議員の発言は屁理屈だと思っている。民主党には言葉の真意をこねくり回して己の正しきことを主張する人が多過ぎる。言葉に愛情も慈悲の心も真心も感じられない。悲しい!本当に悲しい!
コメント
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