いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

どうにもならない社会保険庁!

2008年01月22日 08時02分59秒 | 兎に角書きたいの!
 「ねんきん特別別便」に関する保険事務所の対応に色々と批判が出ている。クイズ方式で気楽な仕事をしている。自分たちの責任はどうしたのだ。
 問 勤務先の名称は
 答 ○○商事です
 問 ちょっと違いますね
  (職員の手元の記録には、○○商会という資料がある)
 答 よく覚えていないのです
 問 残念ですがもう一度確認してきてください

 こんなやり取りがされているそうだ。何のための「特別便」なのだろうか。クイズをやっているのではない。この点については、少し対応の仕方を変更したようだがその精神がそもそも間違っている。「やってやるんだ」という保険庁の精神構造である。本来は、保険庁自身が出向くなりしてその解明に努めなければならないのだ。そもそもの事件は、社会保険庁自身が作り出したものである。
 この問題の基本は「申請主義」にある。制定したときはそれなりの理由があったのだろう。しかし、この申請主義がいい加減な組織を作り出した凶器である。今起きている目の前の問題については誠心誠意を持って社会保険庁は対応しなければならない。
 年金問題の基本は「申請主義」を採ったことが大きな誤りであった。恐らく、大切な将来の生活に関わることだから国民はしっかりと把握しているだろうと。しかし国民は、国にその運用を任せているのだから安心だと言う気持ちだった。それが見事に裏切られたのである。安心国会と言うならば、年金問題に限れば申請主義を廃止して、このような問題が起きたならばその責任は全て国にあるという法律改正を切に望む。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする