いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

1秒の戦い

2006年11月29日 08時35分50秒 | 兎に角書きたいの!
 2006年は、昨年より1秒長い年で「うるう秒」が1秒追加されたと言う。10万年に1秒の誤差と言う電波腕時計が賑わいを見せている。
 この「うるう秒」を測るのは、数百万~数千万年に1秒しか狂わない「原子時計」によるそうだ。それでも驚異的なのに東京大学では、その1,000倍も正確で、誤差が100億年に1秒以下という「光格時計」の開発を目指していると言う。
 この1秒の戦いは私たちの生活にもとても重要な位置を占めだした。例えば、パソコンでのネットオークションや株取引では、1秒の差で取引が締め切られたり、株価や為替が大幅に変動す。
 以前東京証券取引所で株式の誤発注が発生して社会的問題になったことがあった。18年11月9日個人が株式数を「誤発注」した事件があった。報道によると「個人投資家がネットで買い注文を出した際、株式を誤って300株と入力してしまった」と。この銘柄「丸紅テレコム」の取引単位は、1株である。このときの高値は、1株127,000円。指値されたとしてもこのときの安値は106,000円である。とすると取引額は少なくとも31,800,000円となる。3株・318,000円のつもりが膨大な額になってしった。この解決はどうなったか人事ながら心配である。
 愛シュタインの「一般相対性理論」によると、重力によって時間は変化する。従って、時計を置く場所を1センチ上にするだけで、重力が軽くなった分、時間の進みが速くなるそうだ。
 掛け時計の高さを目の位置に掛ければ、その分時間の進むのが遅くなる。これからは掛け時計を見ずに置時計を重用することにしよう。高齢者へのささやかなプレゼントです。
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