いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

落ち葉の嘆き

2006年11月23日 10時36分02秒 | シルバー社交ダンス風景
 11月18日、北海道・知床半島にある斜里町ウトロの海岸で、数万匹のサンマが打ち上げられているのが見つかったとの報道、放映があった。ヒグマの親子がうまそうに食べている光景が映し出されていた。このような現象は1980年代前半ごろまでは、数年に一度は見られたが最近では珍しいと地元の人は言っていた。
 山野草の冬越えのために近くにあるお寺に落ち葉(桜の葉)拾いに出かけた。その落ち葉は、昨年と違って派の大きさが小さく、はの先端が日焼けしている。家の紫蘭の葉の先端も茶色になっている。通常この時期の葉は、黄色に変化して見事な色彩を見せてくれるのに今年は変だ。厚木地方で柿の栽培をしている家でも今年は、実が小さく大きくならず売り物にならないと嘆いていた。
 11月9日には、北海道・奥尻島で突風が発生し死傷者を出した「竜巻」であった。日本で発生したものでは最大規模の「竜巻」であったと後日報じられた。日本での「竜巻」の判定方法は、飛散物や倒壊物の方向などを確認する現地調査により判定しているようだ。
 アメリカでの竜巻「トルネード」は、よく放映されその規模の大きさは日本では想像できない。アメリカでは、年間一千個もの竜巻が起きているようだ。竜巻の威力を表す六段階の国際尺度「藤田スケール(Fスケール)では、奥尻の竜巻は三番目の強さの「F2]以上だという。
 竜巻の威力を表す国際的尺度は、アメリカの大学在任中に藤田哲也博士が考案し
たもので「ミスター・トルネード」と呼ばれていたそうだ。
 凡人には、身近な現象をただ変だなーとかちょっとおかしぃなーと思うくらいで特に深く考えることは無い。
 専ら、旅行に出かけて紅葉の状況を愛でながら、まだ早いねーとかあの赤黄色いいわーと単純に自然の世界にのめり込んでいる。こんな生活が出来る今の環境に感謝しながら自然の移り変わりを楽しんでいる。何事も自然、自然体がいいのだ。
 人間もいつも真顔ではなく、口元をちょっと10度ほど上げて自分の顔に変化をつける努力を私は続けたい。
 


コメント
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