実りの秋。あちこちの庭の柿木は緑と赤み色とが混在して紅葉とは違った趣がある。その柿木には、チイチイとの鳴き声を出しながら鳥が葉っぱの中を飛び回っている。柿の実は、メジロの大好物である。
ある通りすがりの家の柿木は、塀を越えてたわわに柿が顔を覗かせていたが、その木には青色の網が覆いかぶさり鳥が潜入できないように防御されていた。何と無粋な家だろうと思った。あの可憐な鳥の姿を見れば心が休まるだろうにと。
メジロは、益鳥として捕獲は禁止され自然界の宝である。柿の味を味わうよりメジロのあの動きと鳴き声を聞いていたほうがよっぽど秋の味覚を味わえるだろうにとその網に覆われた柿木が哀れに見えた。
心の余裕が欲しいなー!
ある通りすがりの家の柿木は、塀を越えてたわわに柿が顔を覗かせていたが、その木には青色の網が覆いかぶさり鳥が潜入できないように防御されていた。何と無粋な家だろうと思った。あの可憐な鳥の姿を見れば心が休まるだろうにと。
メジロは、益鳥として捕獲は禁止され自然界の宝である。柿の味を味わうよりメジロのあの動きと鳴き声を聞いていたほうがよっぽど秋の味覚を味わえるだろうにとその網に覆われた柿木が哀れに見えた。
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