INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2012年7月23日ダイヤ改正(5)

2012年07月22日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
いよいよ7月23日から運行を開始する「500番」の“チラシ”。

“福岡市西部地区からの都市高速路線のチラシには、都市高速道路や車窓からの景色のイラストが描かれる傾向が強く、地下鉄への「対抗意識」を反映したものといえそうである”

以前の記事で書いたのだが、今回もそのイズムを踏襲したカタチ。
ただ、今回は、ヘルメットを被ったモグラは登場していない。


他の「500番台」とは、都市高速を下りた後のルートは全くかぶらないのだが、行先番号は「500番台」を代表するかのような「500番」。
最後に美味しいところを持っていった感じ(?)。
まあ、「200番」が運行を開始したのも、「201~204番」より後のことなのですけど。


行先表示はこんな感じ?


ついでに「60番」と「48-1番」はこんな感じでしょうか。
(つづく)
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2012年7月23日ダイヤ改正(4)

2012年07月18日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
「500番」の新設以外にも、いくつかの路線新設などが行われる。

・「快速56番」の廃止と「快速57-1番」の新設


平日朝に運行されている「56番」の「快速」が廃止となり、「快速57-1番」に振り替えられる。

「快速57-1番」は、桜坂~警固町間の経路が既存の「57番」(薬院大通り、薬院二丁目経由)とは異なり、筑紫女学園高校前の新道「はなみずき通り」→「国体道路(けやき通り)」経由となり、新たに「筑紫女学園前」バス停も設置される(冒頭の画像は、新設される「桜坂」の「快速57-1番」用乗り場)。


「筑紫女学園前」とその周辺。


新「桜坂」。

「快速56番」が「教会前」に停車していたことを考えると、双葉から筑女にくら替えしたような感もある(笑)。

「快速57-1番」は、「快速56番」と同様、平日朝に上り(都心方面行き)のみの運行であり、天神から筑女への通学の足としては使えない。
いずれは日中や反対方向の運行が検討されるのかもしれないが、「天神→赤坂門→警固町→筑女前→桜坂→上智福岡中高→教会前(双葉)→薬院大通り→…」みたいな「58-1番」の“天神バージョン”のような通学路線もあり得るのではないかと思う。

このブログを始めた当初は、「はなみずき通り」まで数秒のところに住んでいたのだが、当時はまだ拡幅工事中で愛称も付いていなかったので、時の流れを実感する。

なお、「快速56番」は、歴史としては現在の「56番」よりも古く、小笹地区と都心を結ぶ路線として全盛を極めている「56番」の嚆矢的な位置付けの路線だったのだが(詳しいことはこちらこちらを参照)、そういう観点からすると、今回の「快速56番」の廃止は結構大きな出来事と言えるのかも。


・西鉄大橋駅~大橋駅間のルートが2つ追加

62番」の博多駅行き廃止以降、大橋駅と博多駅を結ぶルートは
47番」(清水二丁目、駅前四丁目経由)、
48番」(美野島南公園、駅前四丁目経由)、
「48-2番」(美野島南公園、駅南三丁目経由)
の3つという状況が続いてきたが(ただし、駅南三丁目経由に独立した番号が与えられたのはごく最近)、今回ここに新たに2つのルートが加わる。


ひとつは「(那珂川営業所~)西鉄大橋駅~清水町~住吉中学校前(新設)~きよみ立体橋東(新設)~山王一丁目~駅東三丁目~博多駅」の「60番」、
もうひとつは、「老司団地~西鉄大橋駅~竹下駅西口(新設)~美野島南公園~駅前四丁目~博多駅~博多ふ頭」の「48-1番」である。


「48-1番」は、「48番」の派生として2010年春に新設された系統で、現時点では、郊外側の終点が「レークヒルズ野多目」ではなく「老司団地」であるという事実に対する「枝番」となっているのだが、


今回の改正で、それに加え「塩原四丁目~塩原橋間」で「塩原、清水四丁目」ではなく「塩原小学校前(大橋駅方面のみ)、竹下駅西口」(いずれも新設)を通るという事実に対する「枝番」という意味も持つことになる。

JR竹下駅の西口へのバス乗り入れの可能性については、
“「48番」は博多駅方面との間を結んでいるのであえてJRの駅に乗り入れ たりはしそうにない”
以前書いていたのだが、やはりメインの「48番」の乗り入れは行われず、小規模なものにとどまった(予測が当たった方も多かったのではないでしょうか)。

“駅乗り入れの要望の声には応えますけど、できればそのままバスを利用してくださいね”
という感じだろうか。
個人的にはこのような「小手先」だけの対応ではなく、竹下駅と野間四角周辺の学校が集積するエリアを結ぶとか、「長丘~高宮循環バス」を竹下駅まで延ばすとか、もっと広域から集客を考えられるのでは?という気がしている。
ただ、いきなりそんな大掛かりな仕掛けを行うのもリスクが高いため、今回はその「とっかかり」だと捉えたいと思う。

そして同じJR竹下駅絡みで、大橋駅~清水町の日赤通り沿いエリアから徒歩で竹下駅に向かっている人に対して
“近くのバス停から直通で博多駅まで行けますよ”
という新たな選択肢を提供するのが新「60番」という感じだろうか。

なお、先日取り上げた工作物は、新たに「60番」が通る「きよみ立体橋東」のものだった。


「60番」は、博多駅から駅東三丁目方面に向かう「60番台」が停車する博多駅前C・D乗り場(博多郵便局前)ではなく、


山王一丁目方面に行くということで「60番台」ながら博多バスターミナルの13番乗り場からの発車(博多駅行きは筑紫口が終点)。

“博多駅での「60番」の乗り場をどこにするか”というのは、路線の成否を左右する意外に大きな問題のような気がしている。

「48-1番」「60番」ともに本数はあまり多くなく(日中は一時間1~2本程度が軸)、“待たずに乗れる”という感じではない。
うまく軌道に乗らなければ、そう遠くない将来に竹下駅西口やきよみ通りを通るバスが激減してしまうような事態となる可能性も一方でありそうな気も(当然、そうならないことを願っているのですが)。

・「700番」の停車バス停増設


福岡外環状道路上に
「曰佐二丁目」(横手南町~下曰佐間)
「野多目小学校前」(現在東行きのみのところに、西行きが増設)
「東花畑小学校前」(屋形原二丁目~屋形原一丁目間)
が新たに設置される。

なお、「野多目小学校前」には「700番」以外に「48番」「48-1番」も停車する。
「700番」復活後の記事で、
“「向新町」を通らなくなったことから、老司・片縄方面から「700番」への乗り換えが不便というか不可能になった(以前、ひろしさんからコメントでいただいたように、西行きにも「野多目小学校前」がほしいところ)”
と書いていたのだが、利用者の声を聞き入れ、「700番」の路線存続に向けた意思が感じ取れる点は歓迎したいと思う。


・「1番」(姪浜駅~天神系統)と「98番」の経路一部変更


「1番」(姪浜駅~天神系統)は、姪浜駅行きが、現在の南口終点が北口終点に変更(天神行きは南口始発のまま)。
98番」は、往路復路ともに南口乗り入れがなくなり北口発着に変更となるもよう。

「1番」(姪浜駅~天神系統←単に「1番」と言っても、天神→県庁方面の統一番号としての「1番」をはじめいろんな側面があるため、いちいち断り書きをしないといけないのが面倒ですが)は、“減らしすぎたから増やす”ことが行われるのではないかと思っていたのだが、今回さらなる減便のようであり、残念な限り。
(つづく)
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2012年7月23日ダイヤ改正(3)

2012年07月15日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
7月23日から供用開始…なのかどうかは不明だが、「きよみ通り」に現れた西鉄のバス停になるであろう工作物
コメントで情報をいただきました、ありがとうございます!


写真の工作物は、竹下2丁目交差点の北東方約160mに建っていたもの。
このほかにも、住吉中前交差点の南西方、清水四ツ角交差点の北東方にも同様の工作物があり。

バス停の名前としては、北東から、「駅南六丁目」「住吉中前」「清水町」などだろうか。
ただ「駅南六丁目」だと、博多駅に近いようなイメージもあるので、それだったら、「きよみ通り」を横切る「竹下通り」に既にある「46番」の「榊田町」を流用してもいいかもかもしれない。
「住吉中前」についても、「47番」が通る既存の「清水一丁目」を流用してもよさそう。

バス停の名前もさることながら、どんな路線がいつから通るのだろうか。
以前の記事で、
例えば、清水四ツ角を直進して、きよみ通り~筑紫通り経由で博多駅に向かうルートを通るなど、「64番」「67番」などとの「差別化」を検討してみるとか
とか
例えば「64番」「66番」「67番」などの朝夕の一部を、現在の「~野間四角~清水町~日赤前~那の川~百年橋~駅東三丁目~」というルートから「~野間四角~清水町~(きよみ通り)~扇町~山王一丁目~駅東三丁目~」に変えて速達性(実際、速いかどうかはわかりませんが)や選択肢の多様性を提供してみては?
などと書いたことがあったのだが、そのような路線かもしれないし、全く違う路線(例えば、大橋方面や、逆に那の川方面からやったきたりするなど。また、反対側も博多駅ではなくて、まさかの福岡空港とか??)かもしれない。

この記事を書いている時点では何も情報を持ち合わせていないのだが、続報を待ちたいと思う。
(つづく)
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2012年7月23日ダイヤ改正(2)

2012年07月14日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
「500番」運行開始を伝える「天神コア前」バス停の「お知らせ」。


ここは渡辺通南行きの乗り場だが、今回、天神地区から早良方面への乗り場として、新たに、渡辺通北行きの乗り場が加わることになる。

「東蜷田」の記事で、“バスに「どこで乗れるのか」というのは、「どこで降ろされるのか」ということ以上に大問題である”と書いたのだが、この「お知らせ」のような配慮は、運行開始後も継続していただきたいものだ。


都市高速「環状線」は、「500番」運行開始の2日前に開通予定。
せっかく「環状」なんだから、「500番」も、例えば百道付近の渋滞が予測されるときなどは逆回り(金の隈ジャンクション~野多目~福大トンネル経由)の運行を選択するとかやってみたらいいのに…などと、できないとわかっていて書いております(笑)。
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(6)

2012年07月11日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
5月28日に運行を開始した「長丘~高宮循環バス」(過去の記事はこちら→(1)(2)(3)(4)(5))。

大盛況…とまではいかないまでも、そこそこの利用はされている印象。


「西鉄高宮駅」の循環バス専用乗り場の脇には


カレー屋があり、常にいい香りがしている(笑)。


“運行開始記念キャンペーン!!第2弾”のチラシ。
ということは、“第1弾”もあったということなのでしょう。


「下長尾」で降りて、後ろを振り返ると、


“運行開始記念キャンペーン!!第2弾”の実施店舗「風雅巻き長丘店」。
(つづく)
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2012年7月23日ダイヤ改正(1)

2012年07月10日 |   ┣ ダイヤ改正2012
ニュースなキザシ(7)」で少しだけ触れていた都市高速野芥ランプ経由の新路線が7月23日より運行開始である。

経路は「陽光台~早良営業所野芥駅前~(野芥ランプ~都市高速~天神北ランプ)~天神~国体道路方面」で、行先番号は「500番」、天神から先は「200番」との連続運行になるもよう。
運行本数は、平日の通勤&帰宅時間帯にそれぞれ7本ずつ。
言うまでもなく、このようなルートが可能になったのは、都市高速「環状線」が開通するため。

「200番台」との対応で考えると、「500番」という行先番号になるのだろうけど、都市高速道路の百道ランプより西側の開通に合わせ、「西区メイン」でスタートした「500番台」なので、西区の一般道路を一切通らないのに「500番」というのもやや違和感がある(かといって、他の番号にすると、もっと違和感が出そうですけど)。


ひとつ西の筋の四箇田団地、金武営業所エリアを走る同様の路線「501番」が、当初は系統のバリエーションや本数も多かったのに、現在は必要最小限という感じになっているのをみると、都市高のランプの位置的には「郊外」の野芥ランプを利用する「500番」に勝ち目はあるのか?という気もする。
ただ、「501番」は、都市高速に乗るまでに「遠回り」をするというハンディがあるのに対し(次郎丸交差点から福重ランプまで)、「500番」は、本線(国道263号、早良街道)のすぐ近くに都市高速の出入口(野芥ランプ)があることから、その意味では競争力は高いのかもしれない(百道浜地区なんかで一回停車できれば、競争力はさらに高まりそうですが)。
「お知らせ」には、“※野芥・早良営業所・陽光台方面へお急ぎのお客様はぜひ500番をご利用ください”(天神北バス停における記述)とあるが、ある意味、「バスVS地下鉄」のガチンコ勝負の構図と言えるのかも。

「お知らせ」には、「500番」は「野芥駅前」バス停に停まるようになっているが、郊外行きは、野芥ランプを降りてそのまま直進して「野芥口」交差点を右折するのであれば、既存の「野芥駅前」には停車できない。
地下鉄の利便に供するような乗り場をわざわざ新設する可能性は低そうなので、かつて「3番」の歯科大系統が通っていた旧道(グルメシティ北側)に一旦入るということなのかもしれない。

「ガチンコ勝負」は西鉄らしいといえばそれまでなのだけど、天神や博多駅「そのもの」に速くたどり着くべきか「周辺部」に速くたどり着くべきかという問題も検討のうえ、「地下鉄では行きにくいけど需要はありそうな場所」にも目を向けていただきたいという思いもある。

追記



上記にて、「野芥駅前」の「500番」用の乗り場について、“地下鉄の利便に供するような乗り場をわざわざ新設する可能性は低そう”と書いたのですが、車内掲示によると、「500番」のために新たに設置されるとのことです。
大変失礼しました。
ただし、“500番降車専用”とのこと…。
(つづく)
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2012年7月7日ダイヤ改正(1)

2012年07月02日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
7月7日より、「新宮急行」の土日祝日が増便とのこと。


現行の本数はこのくらいで、


改正後はこのくらい。

IKEA開業以降、7月1日まで運行されてきた臨時の「直行」の分の“埋め合わせ”という意味合いがありそうだ。
「直行」と「各停」の違いはあるとはいえ、定期運行への「昇格」と考えれば、このご時世、バスにとっては明るい話題と言えそう。

ただ、IKEA側の集客戦略とも密接に関連する事項だろうから、単に“バス利用者が多いから増やしました”ということではないのかも。


今こそ、これを投入すべき時期では?(笑)
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(5)

2012年06月05日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
長丘~高宮循環バス」の運行開始から約一週間。
利用動向はいかがなものでしょうか。

画像は、「長丘~高宮循環バス」のチラシ

グリーンが循環バスのルート。
停留所番号に誤りがあるのはご愛敬(「福海公園前」の上下が逆になっていることから、その後の番号が、実際の停車順から一つずつずれている)。

ブルーは既存の西鉄バスのルート。
既存バス路線やバス停を併記することで、西鉄バス同士での乗り継ぎが進むことに期待。

今後、同様の試みを他の場所で行う際には、既存の西鉄路線の収支に悪影響を与えないか、新規・既存路線に「WIN WIN」の関係が成り立つか、という見方も重要になってきそうだ。
そういう意味では、以前提案した「香椎花園前駅~香住ヶ丘地区~留学生会館前」なんかはアリなのでは?と勝手に考えている(一方で、「橋本駅循環バス」は厳しいということになるでしょうか。ただ、普段バスを全く利用していなかった人が新たに利用するようになる、という側面もあると思うので、一概には言えませんが)。

余談だが、今回、このバスの時刻を調べていて、「穴観音」の読みが、西鉄のサイトでは「あながんのん」となっていることを知った。
バス停の英字表記は「ANAKANNON」だし、車内アナウンスでも「あなかんのん」と言っているような気がする。
個人的にもずっと「あなかんのん」だと思っていたので新たな発見だった。
「すく」と「すぐ」のようなケースが、結構至る所にありそうだ。
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(4)

2012年06月01日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
5月28日に運行を開始した「長丘~高宮循環バス」。


「西鉄高宮駅」の乗り場は、高宮通り上ではなく、


こちら、駅前広場と駅舎の間。




バスが停まるとこんな感じ。


時刻表。
待ち時間が長いときは、そばにスーパーもあり。


循環を終え、新規運行区間から高宮通りに出てきた「循環バス」。


循環部分は反時計回りの一方向のみ(地図のバス停番号順に停車する)。

バス停番号3~9の区間と、11~16の区間では、前者のほうが標高が高い。
バスの主たる利用者が、循環の「輪」の中に住む人だとすると、朝、高宮駅に行きたいときは11~16の側に坂を下ってからバスに乗り、夜、高宮駅から帰るときは3~9の側でバスを降りて家まで坂を下ればいい訳で、行きも帰りも「急な坂を上る」必要がなく合理的なルート設定と言える。
まあ、“下長尾(10番のバス停)に行きたい人”とか、“「輪」の外に住む人”にとってはまた話が違ってくるので、あくまでこれは一面的な見方ではあるのですが。

なお、両方向にバスが通る区間についても、17~18間(多賀一丁目~福海公園前間)はカーブや急坂も多く道幅が狭いため、この区間でバス同士の離合が発生しないようにダイヤが組まれている感じである。


個人的には、結構需要は底堅いのではないかと思うので、試行期間終了後も引き続き運行が継続されることを期待したい。

あと、「長丘~高宮循環バス」ではややドライなので、愛着を増すためにも、ぜひとも何かしらの「愛称」を付けてもらいたいものだ(例「こうのす号」「こうのすライナー」「たかみや号」「ながおか号」「やまのて号」「こうのすけ」…など?)
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(3)

2012年05月25日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
先日取り上げた「長丘~高宮循環バス」のバス停となる予定の工作物は、最終的にこのような仕上がりになる(ただし、全てのバス停に花が添えられている訳ではないもよう)。


こちらは「長丘二丁目第2」。

福岡市は、主に北側で海に面しているため、必然的に“北に向かって低い土地”が多くなるのだが、今回「長丘~高宮循環バス」が走るエリアには、市内では相対的に希少な“南に向かって低い土地”が多いことから、従来、住宅地として好まれてきた。
ただ、時代は流れ高齢化が進み、坂の上り下りが敬遠されるようになり、また、良好な住宅地であるが故のそれぞれの画地規模の大きさが現在の市場に適合しにくくなり、人の動きや世代交代が停滞気味となっていた面があることは否めない。

今回の「循環バス」の運行により、この地域の移動を手助けして回遊性が高まり、人々の活動が活発化することを期待したいと思う。


画像はおそらく試運転中の「循環バス」。


「下長尾」は、県道桧原比恵線上にあり、既存のバス停を使用。


「循環バス」は一方通行の循環運行なので、反対側の「下長尾」には停車せず(次は「小笹二丁目」)。


こちらは「循環バス」が「下長尾」の次に停まる「長丘五丁目2区」、



さらに2つ先は「長丘二丁目スイーツマリア前」。


「長丘~高宮循環バス」登場の2日前に運行を終了する「美和台コミュニティバス」についても、その後の「復活」を期待したい。
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(2)

2012年05月20日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
先日第一報をお伝えした「長丘~高宮循環バス」の「福海公園前」バス停(…になるであろう工作物)。
橋本駅循環バス」や「美和台コミュニティバス」のような使い回し電柱巻き付け庭先利用などじゃないのは、高宮のプライドだろうか(笑)。


「西鉄高宮駅」のひとつ手前のバス停となる予定であり(先日の記事の地図では18番のバス停)、次の「西鉄高宮駅」で終点となる便のみが停車し、反対方向(「西鉄高宮駅」からやってくる方向)に乗り場はない。
高宮通り経由都心方面行きのバスへの乗り換えや、駅周辺が渋滞しているときなど、ここで降りて歩いて駅に行くことを想定しているのではないかと思われる。


「福海公園前」から太賀方面、この先、けっこうな坂道となる。


高宮駅行きのバスが高宮通りに合流する交差点。


交差点のすぐそばに、駅前広場と歩道橋。


歩道橋の上から、新たにバスが走る方向を。

高宮通り上の「西鉄高宮駅前」バス停、


都心方面行きと、


郊外方面行きの乗り場。

今回新設される「高宮~長丘循環バス」は、これら高宮通り上の乗り場ではなく、


そこから駅側に一本入った道路上にある、こちらの乗り場(現在は“おりば”)を使用するのではないかと推測される。

運行開始前に言うことではないのかもしれないが、今回の循環バス、


高宮駅から先、例えば、玉川小前交差点を左折して、南市民センターの北側を通り那珂川を渡って、バスカットも整備されていつバスが通っても大丈夫なJR竹下駅の西口まで足を延ばしてくれれば、もっと移動の選択肢が広がるのでは…などと妄想は膨らむ。
(つづく)
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2012年5月28日ダイヤ改正(1)

2012年05月18日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
約5ヶ月前からほのめかしてきた福岡市南区の「高宮駅~多賀~大池~長丘地区」の循環バスだが、5月28日からいよいよ運行開始である。
美和台コミュニティバス」が運行を終了する予定の5月26日の翌々日から半年間の期間限定で、西鉄高宮駅を起点として、大池通りと鴻巣山麓に挟まれた山の手エリアを反時計回りに循環するもので、運行本数は平日36本、土曜日18本、日祝日16本。

今回バスが新たに走る地区は、福岡市の市街地にしては、結構大きめな「バス空白地帯」が広がっており、約1年半前、福岡市内にもしコミュニティバス的なものが走るとしたら…という記事を書いた時にも、運行が検討されそうな地区として挙げていた。

福岡市内でのこの手の試みは、「橋本駅循環バス」「美和台コミュニティバス」に続き3例目となる。
現在は、渡り鳥のように、いろんなところで試行を行っているような状態だが、既に試行運行が終了した路線の本格運行についても検討してもらいたいものである(…検討は行われているのでしょうけど)。
(つづく)
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2012年5月25日ダイヤ改正(1)

2012年05月13日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
5月25日から、博多駅と福岡空港国際線ターミナルを結ぶ路線が新設とのこと。

2005年4月に一度廃止となった路線だが、2010年年末~2011年年始2011年2月~4月に、それぞれ期間限定で「復活」していた。
直近の「復活」は期間前倒しで運行取りやめとなっていたので、再度の「復活」はあまり予想していなかったのだが、今回、3度目の「復活」、4度目の「挑戦」ということになる。

これまでは、博多バスターミナル(旧交通センター)と国際線ターミナルを結ぶだけだったが、今回は、駅周辺のホテル宿泊客もターゲットにしており、博多駅地区での停車停留所が増えることが大きなポイントである。



駅「そのもの」と駅「周辺」のどちらをターゲットにすべきか?という問題については、過去の記事でも触れたことがある。
新宿地区、池袋地区、大阪市札幌市の中心部など、空港行きのバスが市街地の主要ホテルを回るケースはよく見られ、福岡でもかつては「空港連絡バス」が西鉄グランドホテルや渡辺通一丁目(ニューオータニ)を起点として運行されていたので、このような選択も「アリ」だとは思う。
ただ、せっかくやるんだったら、「駅前四丁目」「駅前三丁目」など、既存の停留所を用いるのではなく、他都市のように、具体的なホテル名を出して、各ホテルの前に乗り付けるくらいのことをしないと、福岡に馴染みがない人にとってはなかなか「伝わらない」のでは?という感もあり(一方で、各ホテルの前に全て乗り付けていたら、地下鉄を利用した場合との所要時間の差がつきすぎる…というのが他都市にはない福岡市の特徴だということはわかっております)。

博多駅と国際線を結ぶバス路線をどうにか定着させたいという思いは伝わってくるのだが、これまで書いてきた博多駅以外の駅と空港を結ぶ路線(ずっと前から書いている大橋駅西口も整備された竹下駅近いところまで行っていた臨時がなくなった吉塚駅博多バイパスの渋滞がなければ勝算もなくはなさそうな千早駅…など)についても、ここでいま一度検討していただきたいものである。

※冒頭の画像はイメージ
(つづく)
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2012年4月21日ダイヤ改正(2)

2012年04月18日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
イオンモール福津開業に伴う、西鉄バス(赤間急行)とJR九州バスのダイヤ改正については先日お伝えした。

冒頭の画像は、「赤間急行」上り(国道3号で見ると下り)の側面方向幕。
都心行きについては、「イオンモール福津前」に停車するものと停車しないものが設定され、ダイヤ改正以降、後者については「上西郷経由」という呼び方になるのだが、「上西郷」が入った方向幕はダイヤ改正日を待たずして既に使われている。


森林都市」から乗る人にとっては、イオン福津に立ち寄るか否かはそれなりに有用な情報な訳だが、通過した経由地の表示を消していくLED表示にある程度慣れてしまうと、イオン福津、上西郷よりも福岡市側(古賀市新宮町福岡市)で見る「上西郷 天神」という表示は、違和感がない訳ではない。
ところで、一日一本だけの「舞の里→天神」では、どの幕が用いられているのでしょうか?(“上西郷”も“イオン福津”もない単なる「天神」は残っているんでしょうかね??)


国道3号沿線では、4月11日に「IKEA」も開業し、臨時直行バスの運行や往復割引きっぷの発売が行われている。
私はまだ「IKEA」には行っておりません(当面は、幼稚園のバスが遅れることのほうが気がかり…)。
(つづく)
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2012年4月21日ダイヤ改正(1)

2012年04月10日 |   ┣ ダイヤ改正2012
(つづき)
イオンモール福津開業を控え、西鉄バスとJR九州バスでダイヤ改正が行われる。

まず、西鉄バス「赤間急行」のうち下り(天神→赤間方面。国道3号で見ると下りではなく上り…というのはスネークフット)は、ルートの変更はなくバス停新設のみ(千鳥パークタウン~上西郷間に「イオンモール福津前」を設置)。


一方、上り(赤間→天神方面)については、既存のルートに加え、「イオンモール福津経由」ができ、既存のルートのほうは「上西郷経由」として新ルートと区別される。

上りと下りでこのような非対称な状況が発生する背景については、いろいろ言葉で説明するよりも、“「赤間急行」が通る国道3号は、片側3車線ずつの広幅員道路で、車線変更や横断が容易ではない”ということを念頭におきながら、


この図を見ていただくほうがわかりやすそう。

以前の記事で、
“「赤間急行」が通る国道3号の「千鳥パークタウン」と「上西郷」の間に、新たなバス停ができる蓋然性は高そう”
と書いたことはたしかにその通りになったのだが、一方で、
“ここ数日、「赤間急行」の方向幕で、経由地に「上西郷」を表示したものを見かけるようになったことから(上西郷 天(バスセンター)神[急行])、そこから逆説的に考えると、上西郷を通らない便=福間駅東地区(明日花[あすばな]地区)に乗り入れる便?ができる可能性はあるかもしれません”
とも書いたことについては、結局「必要最低限」の乗り入れという印象でやや拍子抜け。
また別の記事で、
“「136番」を舞の里からイオンモール福津まで延長したりとか、「赤間急行」に新バス停や新系統ができたり…とか、あくまで想像です”
とも書いたのだが、古賀市のローカル線がやってくる気配もなし。


また、JR九州バスは、既存の「福間駅~福丸~直方線」がイオンモール福津に乗り入れるとともに、「福間駅さいごう口→水光会病院→イオンモール福津→福間南一丁目→福間駅さいごう口」という循環路線も新設される。


福間駅さいごう口とは、従来の海側ではなく、新たに山側にできた出入口のこと。
直方線は、これまで通り、海側の出入口(みやじ口)からの発着。


循環線のバス停は、西鉄の廃止路線引き継いだという訳でもないのに、なぜか限りなく西鉄っぽい。
(つづく)
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