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リオオリンピックいよいよ

2016年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム
リオ・デ・ジャネイロ。
1月の川という名前の魅力的な都市。

初めて訪れたのは2009年の大晦日でした。
季節が反対だから、真夏の大晦日。
フワフワあたふたしていたのか、空港に着いてからどうやってイパネマ海岸の友人が滞在しているアパートへ行くかという
重要なことを調べないで飛行機に乗ってしまい、着陸前にはっと思いだして
冷や汗かきながら地球の歩き方を調べたんだった。
フレスカォン(エアコンバス)と呼ばれるバスがあると知ってそれに乗りました。
タクシーもあったんだけど、なんか勇気が出なかった。
だって、リオの空港は成田と違ってすごく薄暗く感じたし、
外へ出たらタクシーの客引きがいっぱいで運転手さん
どうみてもみんなガラが悪く見えてしまって、
サシで向き合うなんてとても無理。値段の交渉も無理。
と、直感した。
こういうところへ一人で来ると、体中の細胞がサバイバルのためだけに働く感じがして、敏感になる。
さて、その空港バス、どうやら周りを見ていると自分が降りたい場所に近づいたら
運転手さんに降りますと申告に行くらしいと分かってきた。
またそれもとても緊張したけれど今は良い思い出。

先日、日本の選手がリオの選手村にバスタブがないと知って、
持参した入浴剤が無駄になりショックだったというニュースを見かけて、少し気の毒になりました。
確かにバスタブなんて一泊14000円のホテルにもなかった気がする。
日本人はお風呂で疲れをとる習慣があるから、
国を代表するスポーツ選手なら疲れをお風呂で癒してベストな状態をキープしたいでしょうにとてもショックだと思う。
なんとか元気で乗り切って、リオを楽しんでほしいです。

本当に何から何まで違う国。
でもすごく共鳴する部分もいっぱいあるんだよね。
治安面も一時たりとも気が抜けないし、気力と体力が日本にいるときの何倍も必要なんだけど、
なぜか元気が出てきちゃう街でした。
日本では「冷え取り」中で靴下重ね履き、お腹にカイロ、夏でもレッグウォーマーなのに
リオでは素足にビーチサンダルでありとあらゆるところへ行って何時間も歩いて。もりもりお肉を食べて、ビールを飲んで。
帰国する頃にはちゃんとタクシーの運転手さんとも強気の交渉できたし(それでも観光客は高いけれど)、
知らない人と話したりすることも多かった。
やっぱり太陽の力なのかなぁ。
世界各地からリオへ行く人たちが、どうか安全で楽しく、ブラジルとブラジル人を好きになって
オリンピックが無事に終わりますように。

お顔がぱんぱん。和製イパネマの娘。懐かしい。