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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

次々と変わる部屋

2016-10-19 13:41:23 | 夢日記
実家に帰省していて
明日帰るという夜

ベッドにいるが、そばで
父方の祖母(もう亡くなっている)が
誰にも相手にされず
1人で喋っている

私はイヤフォンをして
音楽を聴きながら眠っている
フリをしているが

体勢が逆向きでキツくて
「うん」と生返事をひとつして
反対側の枕に寝直す

祖母は聞いてくれていたのかと思って、
さらに愚痴を並べるが
無視している


ベッドは壁際にあり
その壁は何本もの木の枠で
できている

そこを何気なく押したら
3~5本ほど外れて
外に落ちてしまいビックリ/驚

「どーしよー 外れちゃった!!


父母が来て

私「私、取ってくるよ!」

父「後でいい 部屋の中見たか?」


もう夜遅いのに、父は
新しく改装中の部屋を
案内しはじめる


行くところ、行くところ、
豪華なホテルか
貴族の屋敷のようでビックリ!

あんなにケチケチしてたのに
老後に貯めていたお金を
全部使い果たすつもり!?

こんなに部屋をいっぱい作っても
いつ、誰が使うんだろう?


明日アパートに帰る娘に
見せたいのか、いかにも自慢げで
嬉しそうだから、付き合って

私「スゴーーーイ!」と連発

実際、スゴイ


まさか、私にゆくゆくは
ここに住んでほしいのか?


フシギなのは、行く部屋すべてに
見知らぬ外国人がたくさんいて
この人たちは誰?
父母は全然気にしていない


仏壇があった所だけは
がらんどうで不自然だから

私「花を置けばいいんじゃない?
  プランターとか」

父「そうだな」


父の古書のコレクションもスゴイ!

父「コレはほら、○○ので」

と、いろいろ説明されるが

私「私、読んでたのって欧米文学のほうだから
  日本文学は分からないんだよね

父は残念そうな複雑な顔

私がペラペラと中を見て
ちょっとでもレイアウトを変えると
直されるし


外国人が話しかけてきて
やっぱり建築デザイナーだと分かる
(ここに住んじゃってるのか?

「Nice to meet you!」

と握手して挨拶後、
いろんな部屋を案内しながら

行くたびに目の前で
デザインが変わったりするから
そのたびに感嘆していると

デザイナーも興奮気味で

「ここスゴイでしょ?」
「ここはこだわったの

と早口でまくしたてるが
英語が早くて分からず

「へえー」

みたいに流して、
「じゃ、また」と別れる


それにしても、こんなに敷地広かったっけ???

私「ここって、前、庭だった辺り?」

父「よく分かるな」


その先もずっとあって

私「ここは?」
父「○○で・・・」

なにか説明してくれるが
分からない
調べたらウチの土地だったのかな?


なにかを洗うためだけの
大きな自動洗浄機みたいなのも
すごい勢いで動いていて

私「これ必要?!

父「便利だから買っちゃったんだ

私「いくらしたの? うん十万?」

値段は誤魔化される

私「こんなにいろいろあれば
  電気代も月々スゴイんじゃない?


いったん外に出ると
ウチはまるで埠頭に建つ
倉庫みたいな外観に見える/驚


また中に入って1人で探索していると
Mちゃん(小学校の親友)と
もう1人の女性がいて、
久しぶりでしばらく喋る

私「ねーねーMちゃん案内してくれる?」

M「ヤダ」

急に硬い表情で即答で断られて意外/驚
なにか事情があるのか?
まあ、こんなにやりすぎてるもの当然か

それ以上ムリに頼まず
1人でてきとーに探索しようか
とも思うが、キリがないし
迷いそうだから不安になる


見た目も美しいけど、
いろんな仕掛けもあって面白い

置いてあるたくさんの小物も
意味がなくて、小さな動物の
置き物とか可愛いし

デパートの家具売り場を
見て歩いているよう

でも、実際に住むとなると
絶対ムリ


めまぐるしく毎日複数の
デザイナーによって変えられていく
家の中の探索だけでも
一体、何日かかるか

本は読みきれないほど
たくさんの書棚に
ビッシリあるし
一生外に出なくなるかも




ユメから覚めた後、しばらく余韻にひたってしまった
この荒唐無稽さは、ボリス・ヴィアンの小説みたいだった