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生きている価値のない人間などこの世にはいない

2005年09月10日 | メンタル・ヘルス

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 「自信」とは、「自分が自分の能力と価値を認めている状態」である、といいました。

 今回は、「価値」の面を考えてみましょう。

 「私にはいいところがいっぱいある」、「私には長所がたくさんある」、「自分は価値のある人間だ」、「私の生きていることには意味がある」と思っている状態を「自信」というわけですね。

 「オレにはいいとこは何にもない」とか「私は欠点だらけ」とか、「私は生きている値打ちもない人間だ」、「人生には意味もクソもない」と思っているのが「自信喪失」状態です。

 結論から先にいいましょう。

 事実として、「生きている価値や意味がない」人間など、この世には一人もいません!

 けれども、自分の生きている価値・意味に目を閉ざしている人は、残念ながら、非常にたくさんいます。

 能力とおなじく、価値・意味についてはなおさら、比較競争の社会では、見えにくくなっています。

 現代日本は、ちゃんと意識的に見なければ、自分が存在する価値・意味が見えなくなりがちな社会なのです。

 ですから、自分の価値や意味がわからなくなって、「自信喪失」に陥り、落ち込み、ひどくなると「うつ」状態になり、最悪の場合は自殺する人が増えているのも当然という面があります。

 しかし、ここで「社会が悪い」といっても、当面の問題解決にはつながりません。

 事実存在する自分のいのちの価値・意味をどうすれば発見あるいは再発見できるか、そのことを考えて見ましょう。

 ……ブログの性質からして、1つ1つの記事が長いと読むのがめんどうになるようですから、少しずつ区切っていくことにします。