散歩者goo 

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見知らぬ同窓生からの電話

2012年01月26日 15時08分37秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
朝に電話があった。先方は丁寧に名を名乗ったが、心当たりはない。
「実は、私XX工業高等学校の卒業生です。MさんもXX工業高校の卒業生だと聞いていますので電話したのですが。」という。

その後、電話の主は私のことを先輩と呼び始め、クラスの同窓会のことを、いろいろと聞いてくる。
適当に応えていると、その後「実は、今日お電話を差し上げたのは、・・・」と本題を切り出した。

金の積み立て販売の話である。
当然即断った。

多分同窓会名簿か又は、SNSや、ブログの記事に書いてある私の経歴を基に電話した可能性が強い。
そういう意味で、本人が卒業生かどうか怪しいと思っている。

ただ、同窓会と聞けば、誰でも警戒心のハードルは低くなる。
もし本物の同窓会の役員であればということもあり、電話がかかってきた始めのほうで電話を切るのは難しく、電話を切るのは、一応用件を聞いてからになる。
相手は、そのあたりを利用しているようだ。

更に今回の場合、やたら私のことを「先輩」と始めから懇意のような話し方をし、相手の警戒心を下げる工夫をしている。
誰でも同窓生の後輩から「先輩」と呼ばれると、少なくとも悪い気はしないものだ。
それに「先輩」と呼ぶことを許すことは、同窓生であるかどうか分らない人間を、同窓生であると認めさせる暗黙のニュアンスも含まれる。

彼は、本題に入るまでに、私から同窓会の話を聞きだした。
その時、彼が同窓会の開催の様子を具体的に聞くので、質問に答えたが、私の答えを使って更に同級の同窓生に電話し、その時に私の話したことが、ハードルを下げる為の話術の小道具や、下手をすれば詐欺の材料に使われるかもしれない。

SNSでは、成りすましも多いと聞くし、実例も知っている。
例えば、登録されている本人はフェースブックをやる気もないし、見もしないが、その知人がその人の名前で登録しておいたと、本人に言ったという。
だが、それ以降も本人はフェースブックを見たこともないといった場合もある。
その場合その知人は、何の目的で登録したのか、多分その知人のパソコンから登録したに違いないだろうが、その意味を考えると、簡単に知人が本人の名前を借りただけでは説明がつかない。

今日電話してきた男は、保険やFXの営業と同じ感覚で営業をしているのであろうが、そうした人の中には悪意の人や詐欺師もいる可能性もある。
同窓会や有名な大きなサークルを名乗る見知らぬ人からの、電話やメールには用心するに越したことはない。


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